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2010年12月31日
このたび、HPにある「gallery」の写真を入れ替えました。もっと頻繁に、という声は聞かれるのですが、これがなかなか・・・。今後は、もう少しまめに更新したいと思っています。今回から、各写真に撮影機材についてのインフォメーションを入れました。
先日、撮影頻度が減ったこの時期にと、カメラ機材をメーカーさんに送り総点検をお願いしました。ストロボ撮影が多い機種などは、接点にカーボンが溜まったり、レンズ交換を頻繁におこなう機種では、レンズ・マウントに多少ガタがきます。カメラも機械ですから、定期的なチェックは欠かせませんね。
2010年12月21日
2011年 京セラ・ソーラーコーポレーション カレンダー

2011年度、京セラ・ソーラーコーポレーションのカレンダーが出来てきました。表紙を含め13カットの写真で構成されています。写真は、すべて「水の名前」(平凡社)の中からセレクトしています。撮影場所はとくに記していませんが、和歌山県古座川、三重県銚子川、静岡県柿田川、山梨県忍野八海、北海道弟子屈町などで撮影したものです。壁掛け用で、写真とカレンダー部とでA3サイズとなります。季節感のある「水」の姿をお楽しみいただければ、と思います。

京セラ・ソーラーコーポレーション カレンダー

2010年11月28日
本のご紹介

水中写真の大御所、中村征夫さんについて徹底取材して綴った「半魚人伝」が、三五館から発刊されました。著者は藤崎童士氏。「写真家」として何にこだわり、何を追い求めてきたのか、征夫さんの人柄や魅力が伝わる本です。読みやすい文章であり、約400ページは一気に読み終えるでしょう。私にとっては勉強になることが沢山書かれていました。それにしても凄い人です、征夫さんは。

「半魚人伝〜水中写真家・中村征夫のこと」 藤崎童士 著
発行:三五館 定価(本体1900円+税)



2010年11月7日
魚類自然史研究会会報 『ボテジャコ 第15号』 発刊

6日−7日、近畿大学農学部奈良キャンパスにおいて、「第51回 魚類自然史研究会」が開催されました。この会は、主に淡水魚類を研究する研究者や大学院生が集う会ですが、愛好家やアマチュアまで広く参加できる研究会です。私は会の立ち上げ当時からの参加者ですが、今回も100名ほどの参加がありました。
会報の『ボテジャコ』は、3年ほど前からカラーとなり、表紙の写真を担当することになりました。『ボテジャコ 第15号』の表紙は、イワナの仲間“キリクチ”の産卵行動の写真です。因みに、14号は卵を保護するドンコの写真で、13号はミナミアカヒレタビラのラテラルディスプレイの写真です。

『ボテジャコ』ご購入希望の方は、水生生物保全協会までお願いします。ただし、バックナンバーの多くは売り切れとなっているようです。

ボテジャコ第15号

ボテジャコ第14号

ボテジャコ第13号

2010年11月2日
先月は、北海道で半月ほど取材をしていました。3年ぶりの北海道でしたが、何度訪れてもいいですね。道東をメーンに、道南の河川にも入ってきました。
 道東では標津町にてサケ定置網の取材を行いました。今回は一眼レフと並行して、リコーから新発売となった「G700」を使いました「G700」は水平インジケーターが付いているので、揺れる船でもキッチリと水平が来ますし、防水性能も向上したようです。飛沫を上げて網から船へとサケが跳ねる中、海水を全く気にせずにシャッターが押せました。こういった取材には威力を発揮するカメラですね。

網上げの写真はiso1600でストロボ撮影、サケの選別の写真はiso400で撮影しています。(撮影協力:標津漁業協同組合、第二十一正栄丸)

網上げ

サケの選別

2010年10月29日
写真掲載のお知らせ

環境省自然環境局 生物多様性センター発行『Boidiversity of Japan 日本の生物多様性 自然と人との共生』が発刊されました。編集は財団法人 自然環境研究センターで、制作は株式会社 平凡社です。A4版、212ページで、COP10を記念しての刊行物です。豊富な写真とイラストなどにより、日本列島の生態系、動植物の分布の特徴などを分かりやすく紹介しています。私はこの本の中で、主に淡水魚、爬虫類、淡水貝類、淡水産甲殻類などの写真を提供しています。かなり立派な作りとなっており、市販も行うようです。定価は3500円+税。

Boidiversity of Japan

2010年10月29日
本のご紹介

岩崎書店より、『みんなでかんがえよう! 生物多様性と地球環境 3 世界の多様な生きものと環境』が発刊されました。編者はコンサベーション・インターナショナルで、文章はスタッフの田多浩美さんです。A4版、48ページで小学校高学年からを対象としています。ホットスポットについて分かりやすく解説されており、「生物多様性」について学習できるようになっています。定価は、本体3000円+税。表紙のイラストが素敵です。

生物多様性と地球環境

2010年10月6日
銚子川シンポジウム

10月2日に行われました「銚子川シンポジウム」には、多くの方が足を運んで下さいました。地元の方のほか、愛知、奈良、大阪、岐阜、そして東京から参加された方もいらっしゃったようです。本当にありがとうございました。当日は小雨が降っていたようですが、早めに来られた方は銚子川を散策されたようです。
 シンポジウム会場には、銚子川に生息する生き物の水槽展示コーナーが設けられ、大人気でした。パネルディスカッションも内容の濃いものでした。関係者をはじめ、すべての方にお礼を言いたいと思います。ありがとうございました!

銚子川シンポジウム

銚子川シンポジウム

銚子川シンポジウム

2010年9月29日
雑誌連載のお知らせ

来月(10月)、週刊「サンデー毎日」(毎日新聞社)に、短期連載(4回)があります。巻末グラビアページの『写真家たちが愛する日本』という見開きページです。毎月、写真家が入れ替わりで“愛する日本”を紹介するのですが、私は「南紀の清流」というテーマで古座川を選びました。毎週火曜日が発売日ですので、10月5日、12日、19日、26日発売の号となります。
よろしくお願いします。
 現在、10月2日に行われる「銚子川シンポジウム」の準備のため、様々な写真をスキャニングしています。今回は写真も多めに用意しようと思っています。シンポジウム終了後は著者本の販売と、サイン会も用意されているようです。お時間がございましたら、是非、遊びに来てくださいね。お待ちしています!
2010年9月12日
NHK「さわやか自然百景」番組放送のお知らせ

来る9月25日(土)、「さわやか自然百景」(NHK)がOAとなります。今回の舞台は熊野の源流で、様々な生き物たちが登場します。地元の研究者をはじめ多くの方々が制作には携わっており、私も微力ながらお手伝いをしています。OA前なので内容については詳しく言えませんが、世界最南限に棲むイワナ“キリクチ”の水中シーンなどが見所の一つだと思います。放送時間は15分ですが、内容の濃い番組に仕上がっていると思います。是非、ご覧下さい!

NHK「さわやか自然百景」放送日 9月25日(土):放送時間 朝8:45〜8:59
2010年9月5日
これだけ猛暑が続くと川の水温も上がり、プランクトンが増えて水の透明度が悪くなります。いつもは水中でスッキリと見渡せる川でも、水が濁って良く見えません。よって、また水中撮影ができなくなりました。今年は本当に水中撮影が思うようにできない年です。その分という訳ではありませんが、植物の撮影を以前よりもじっくりと行っています。先週は隣町でミズワラビやキキョウの撮影をしました。先日は植物写真家の木原 浩さんが来られ、キノクニスズカケ、ウナヅキギボウシなどを撮影して回りました。植物の撮影は本当に難しく、奥が深いと痛感しています。
2010年8月27日
重版のお知らせ

『たんぼのカエルのだいへんしん』(ポプラ社)が6月に3刷となりましたが、このたび『ヘビのひみつ』(ポプラ社)も3刷が決定しました!ヘビは苦手という人が多いなか、ヘビに興味を持っていただけたなら嬉しいです。かなり時間をかけて撮影した、自信作の1冊です。是非、ページをめくってみてください!

ヘビのひみつ
2010年8月23日
基調講演のお知らせ

来る10月2日(土曜日)、三重県紀北町にて『銚子川シンポジウム』が開催され、基調講演をおこないます。銚子川は、かつて私が出版した『アユ 日本の美しい魚』(平凡社)の撮影で初めて訪れた1995年頃から通っている川ですが、当時はあまりの透明度と素晴らしさに川の名前を伏せたほどです。その後、NHKの番組などで取り上げられ、私も報道ステーションの『淡水を歩く〜春編』で松岡修造さんをご案内しました。河口から数百メートル上流まで、川の水と海の水とが合わさることなく層をなし、その間がガムシロップのようにゆらゆらと見えます。これは“塩水くさび”と呼ばれる現象ですが、透明度が極めて高い場所でしか見ることができません。講演では、そんな現象の写真をはじめ、銚子川に生息する淡水魚などのスライド写真をお見せしながらお話をしたいと思っています。是非、この機会に銚子川に遊びに来られませんか?

銚子川シンポジウム http://www.town.mie-kihoku.lg.jp/symposium/

銚子川シンポジウム

2010年8月22日
本のご紹介

このたび、『イカ・タコ識別図鑑』(株式会社エンターブレイン)が発売されました。監修は土屋光太郎氏、料理は西潟正人氏、編著は釣魚エッセイストの小西英人さんです。コンパクトにまとめられていますが、内容は充実しています。釣りの対象としても人気の高いイカやタコですが、より詳しく学べる本は今まであまりありませんでした。お手元にあると便利な1冊です。

発行:株式会社エンターブレイン 定価:本体1500円+税

イカ・タコ識別図鑑

2010年8月14日
新刊のお知らせ

「たんぼといきものたち」エコ育絵本 ちきゅうのなかまたちE チャイルド本社
 5〜4歳向き 定価900円 22×27cm 28ページ ハードカバー

エコ育絵本、“ちきゅうのなかまたち”全12巻、9月号「たんぼといきものたち」が発刊となります。このシリーズは、生き物などから地球環境を考える写真絵本として毎月発刊されるもので、私は創刊号の「かわはいきている」に続き2冊目となります。撮影は、主に和歌山県(白浜町、田辺市、すさみ町など)の田んぼでおこなっていますが、一部は島根県、徳島県で撮影しています。
「かわはいきている」は、各地の“読み聞かせ会”などで取り上げられているようですので、「たんぼといきものたち」も加えていただけたら嬉しいですね。

たんぼといきものたち

2010年7月17日
待ちに待った梅雨明けとなりました!今年は春先から川のコンディションが悪く、水中が全く撮れていない状況が続いていたため、水中カメラの出番がありませんでした。水中には何度か入りましたが、透明度に問題がありシャッターを押さずじまい・・・。あと1週間もすれば台風でも来ない限りは、本来の透明度に戻るはずです。川の水は、大水が出たあとゴミやシルトが一掃されるため、抜群の透明度が約束されています。これからが水中撮影の本番ですね。皆さんも、是非、川に足を運んでみてください。
2010年6月29日
写真掲載のお知らせ

ナショナル・ジオグラフィック日本版 7月号P20 WILD/野生生物 で、このほど淀川で28年ぶりに見つかった新種“ヨドゼゼラ”の写真が掲載されました。近畿大学の川瀬成吾さん、細谷和海先生が新種記載したものです。誌面では婚姻色で全身が黒ずんだオスの正面カットが掲載されましたが、私は2003年にヨドゼゼラの水槽内繁殖に成功し、その産卵シーンや卵塊などの撮影をおこなっています。ゼゼラに関しては「日本のコイ科魚類』(中村守純)に掲載されている卵の写真しか存在せず、記載にある「ぶどうの房状の卵塊」にとても興味がありました。もちろん、それらの写真や孵化仔魚などは撮影しています。いつかまとめる“大図鑑”には掲載する予定でいます。
 こういった、一般の方が読む雑誌などに川魚や水辺に棲む生き物たちが掲載されることは、とても意味があると思っています。これからも、様々な情報を発信していきたいと思っています。

ナショナル・ジオグラフィック日本版
2010年6月18日
重版のお知らせ

昨年3月に発刊しました「たんぼのカエルのだいへんしん」(ポプラ社)が、このたび3刷りとなりました。全国の図書館などが置いて下さっているほか、生活クラブ「本の花束」(生協)で扱っていただいたり、いくつかのメディアで紹介されたこともあると思います。海外の珍しい生き物もいいですが、身近な生き物で「へえ〜!」というインパクトが受けたのかな、と思っています。もし、ご覧になっていない方、この機会に是非!!

たんぼのカエルのだいへんしん
2010年6月16日
先日、長期に渡り開催していました写真展、「水辺の時間」が終了しました。開催中は東京、大阪、名古屋、なかには地元和歌山から足を運ばれた方もいらっしゃったようです。本当に、ありがとうございました。「水」に対する意識の高い岐阜県でおこなえたことは良かったと思っています。また、機会がありましたら写真展をやりたいですね。

 今秋、生物多様性条約締約国会議(COP10)が開催されることもあり、環境省自然環境生物多様性センターが『日本の動物分布図集』を作成しました。自然環境保全基礎調査として、哺乳類、鳥類、両生・爬虫類、淡水魚類、昆虫類、貝類などが対象となっています。このなかで、私は主に淡水魚、貝類、爬虫類などの写真を提供しています。図集は市販品ではありませんが、全国の主要な図書館や研究機関に配布されます。本の厚さが4.5cmもある立派なものです。
2010年6月4日
新刊のお知らせ

「水に棲むものたちの物語」 バジリコ株式会社 定価:1500円+税

このたび、バジリコ株式会社より「水に棲むものたちの物語(はなし)」を発刊しました。バジリコ株式会社は、「へんないきもの」などのヒット・シリーズがあります。この本は、日本の水生生物を80種類選び、その各々について1点の写真と文章とで構成されています。80種類の生き物たちは、川魚、両生類、水生昆虫、水草、プラナリア、ミドリムシなど多くの動物群からバラエティー豊かにセレクトしました。ニホンアマガエルの表紙帯にある“僕らは「水」で生きている”とあるように、水に棲む生き物たちを知ることは、背景にある水=淡水そのものを知ることにつながると思います。この本が、水に棲む生き物への興味や、日本の水環境について考えるきっかけになれば嬉しいですね。編集はmanicの西田貴史氏、ブックデザインは福住修氏で、「いきものアート」シリーズを制作したメンバーでもあります。

水に棲むものたちの物語
2010年5月19日
先日、琵琶湖に出かけていて、面白いものを見つけました。湖北みずどりステーションで販売していたのですが、“カマツカ煮”というものです。山椒の実とともに甘辛く煮てあるのですが、どの個体も吻が伸張していました。おそらく繁殖期特有の二次性徴だと思います。案内していただいた多賀町立博物館の金尾氏によると、春の短い時期に集中してエリ(定置網)に入るのだそうです。カマツカは地方でも白身で美味しい魚として食べられることが多いのですが、販売するほど大量に獲れるというのは琵琶湖ならではだと思います。小骨が多い魚ですが、煮ると全く気にならずに食べられました。味付けも良く、おいしかったです。この時期限定の湖の幸、堪能させていただきました。

カマツカ煮
2010年5月12日
8日、みのかも文化の森/美濃加茂市民ミュージアムにて、写真展『水辺の時間』のギャラリートークをおこないました。遠路はるばる足を運んで下さった方や、地元の方など多くの方がお越しいただきました。ありがとうございました!
当日は書籍の販売やサイン会などもあり、大いに賑わいました。開催は6月13日までとなっておりますので、是非ご覧いただければと思います。お越しいただいた折には、会場にノートを置いておりますので、感想などをいただけたら嬉しいですね。よろしくお願い致します。

水辺の時間・会場

水辺の時間・会場

水辺の時間・会場

水辺の時間・会場

水辺の時間・会場

水辺の時間・会場
2010年4月28日
24日、みのかも市民ミュージアムにて写真展『水辺の時間』の開催初日を迎えることができました。展示の準備日には現場にて確認作業をおこなってきましたが、会場は天井高もあり広いので、大きな作品を見るにはいいスペースでした。1.2×1.2mや1.2×1.8mまで引き伸ばした作品など、マイティスプリントが20カット以上、銀縁プリントの小さいものも含めると約30点、LEDパネルを含めると計50点あまりになります。雑誌などではA4見開きが最大クラスですので、1mを超えるサイズとなると全く違ったイメージになります。また、壁に掛けて鑑賞するという意味でも、同じ写真でも随分と異なった感じですね。そこが、写真展の魅力なのだと思います。
 ノーリツ鋼機株式会社様にはマイティス・プリントなど、多大なご協力をいただきました。また、みのかも市民ミュージアム関係者の方々には大変お世話なりました。重ねて御礼申し上げます。6月13日の最終日まで、多くの方に足を運んでいただけたら嬉しいです。

5月8日(土)14:00からはギャラリー・トークがあります。会場では私の書籍を販売していますが、当日はサインもお入れしたいと思います。是非、みのかもへいらしてください!
2010年4月14日
本のご紹介

このたび、前田憲男さんが「声が聞こえる カエル ハンドブック」(文一総合出版)を出版されました。誌面に印刷したコードを専用の機械(別途購入)でなぞると声が聞こえるというものです。長野県根羽村でみつかった、犬のように鳴くといわれるタゴガエルや、佐渡島でトキが食べている新種と思われるツチガエルなどの声も収録されています。

写真・文 前田憲男、音声 上田秀雄 発行:文一総合出版 定価(本体1400円+税)

カエルハンドブック
2010年3月25日
3月に入ってから、とにかく雨が多いですね。スカッと晴れた日が少なく、川の水位は全然下がりません。私は半月以上水に入っておらず、撮影も出来ない状態が続いています。かつて、3月になってから、これほどシャッターを押さなかったことはなかったと思います。加えて、三寒四温というにはあまりにも気温差が激しく、我が家に来るカエル達も今一つ本気モードに入っていない様子。私もそろそろモチベーションを高め、春の撮影に備えないといけないのですが・・・。もう、雨は勘弁してください!
2010年3月8日
写真展のお知らせ

「水辺の時間」という写真展を、4月24日(土)〜6月13日(日)、岐阜県美濃加茂市、「みのかも文化の森 美濃加茂市民ミュージアム」にておこないます。みのかもは水の豊かな地域で、今日でも水辺の風景を多く見ることができます。飛騨川はみのかもで木曽川と合流し、豊かな水を湛えます。
 このたびの写真展では、水辺に暮らす生き物たち(アユやネコギギ、両生類・爬虫類など)をはじめ、水辺や水中景色などを大型プリントを中心にお見せしたいと思います。大型プリントは、ノーリツ鋼機株式会社様のご協力により、すべてマイティス・プリントでおこないました。プリントサイズは120cm×120cm他、より大型サイズを多数展示致します。
また、5月8日(土)は、ギャラリートークを作品の前にておこないます。開催期間も長いので、是非、みのかもへ足を運んでいただけたらと思います。

「水辺の時間」 2010年4月24日(土)〜6月13日(日)
 開館時間  午前9時〜午後5時
 観覧料   高校生以下は無料、大人は200円
 ※休館日があります。

水辺の時間
2010年2月17日
重版のお知らせ

「たんぼのカエルのだいへんしん」に続き、「ヘビのひみつ」(共にポプラ社)もこのたび重版が決まりました!ありがとうございました。カエルはともかく、ヘビは・・・と思っていたのですが、確実に売れているようで嬉しく思います。少しでもヘビに興味をもってもらえたら、ヘビの美しさ、凄さに気づいてもらえたらいいのですけどね。写真絵本の発刊は、これからも続けていきますので、是非楽しみにお待ち下さい!

ヘビのひみつ
2010年2月9日
雑誌掲載のお知らせ

「サライ」(小学館)3月号に作品が掲載されています。「光の歳時記」という巻頭グラビア・ページですが、このコーナーは毎号、写真家とその作品を3ページにわたり紹介するものです。3月号は、初春をおもわせる、三重県銚子川で撮影した「若アユ」の水中写真となりました。水の透明度にこだわった作品です。印刷にはかなり苦労したようですが、水の質感や色の抜けなど綺麗に出ていると思います。ご覧いただけたらと思います。
 この作品を撮影した三重県銚子川のある紀北町では、来る10月2日(土)に、川のシンポジウムを予定しており、基調講演をおこないます。詳しくは後日、ここでご案内致しますが、足を運んで下さると嬉しいですね。実際の川を見ながら、散策ついででも構いません。講演では、透明度の高い銚子川の写真をお見せしながら、お話したいと思っています。
2010年2月1日
NHK「ダーウィンが来た!」7日、オンエアーです!

ようやく7日、「ダーウィンが来た!」がオンエアーとなります。昨年春に取材したもので、ムギツクのオヤニラミへの托卵を追っています。現場には京大の山根英征君と張り付き、かなり粘って取材しています。ムギツクの托卵は、まずオヤニラミが産卵し、そこで行われます。オヤニラミの自然産卵の様子も貴重だと思います。しかし、卵を守るオヤニラミに突撃するムギツク軍団!日本の川の中でも凄いことが起こっているのです!!ハイスピードカメラを駆使し、様々なアングルから撮影しています。
ディレクターはNEPの北 誠氏、カメラマンは塚越 賢氏、技術は山田玄城氏です。是非、ご覧下さい!

2月7日「小川の決戦!猛魚オヤニラミVSムギツク軍団」
2010年1月28日
雨が少ない冬季は川の水位も低く、場所によっては川の流れが途切れる、いわゆる「瀬切れ」がおこることもあります。地元の人に聞いても、昔はそんなことはなかったといいます。山の保水力低下などが原因なのでしょうか。白浜を流れる富田川でも本流は流れていますが、支流では「瀬切れ」がおこっていました。ある支流では、流れが途切れて溜まり状となった場所に、おびただしい数のオイカワやカワムツなどが群れ集まっていました。水の透明度は非常に高く、伏流しているようでしたので、先日、水に入ってみました。青く透き通った水のなかを、まるでカーテンのようにオイカワなどが群れ泳ぎます。畳15畳ほどの溜まりには、おそらく数千匹は集まっていたでしょう。あまりの美しさに夢中でシャッターを切っていたので、水の冷たさは感じませんでしたが、水温は7℃でした。
2010年1月8日
日本絵本賞のお知らせ

日本絵本賞 第15回読者賞候補絵本に「たんぼのカエルのだいへんしん」(ポプラ社)が選ばれました!日本絵本賞は、(社)全国学校図書館協議会と毎日新聞社が主催する賞です。読者賞は、昨年度に出版された絵本、約1000冊の中から選ばれた24冊から、読者の投票により送られる賞です。候補に上がっただけでも驚いていますが、投票をお願いできれば嬉しいですね。投票はハガキのみとなり、締め切りは2月28日(当日消印有効)です。
詳しくは、以下のHPをご覧ください。
よろしくお願い致します!

日本絵本賞HP http://www.dokusyokansoubun.jp/ehon/

たんぼのカエルのだいへんしん
2010年1月1日
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。今年は、去年よりもまめに「ニュース」の更新をしたいと思っています。
 さて、昨年春に取材をしていた、NHK「ダーウィンが来た!いきもの新伝説」の放送日が決まりました!
 ムギツクというコイ科の魚が主人公なのですが、その魚は鳥のカッコウのように托卵をおこないます。自分は卵を守らないで、他の魚に卵を守らせるのです。托卵相手はオヤニラミという魚ですが、ハイスピードカメラを使った決定的瞬間の撮影に成功しています。まさにスクープ映像です。是非、ご覧下さい!日本の淡水魚も凄い行動をしているんですよ。

2月7日(日)NHK総合テレビ 19:30〜20:00 「ダーウィンが来た!いきもの新伝説」
「小川の決戦!猛魚オヤニラミVSムギツク軍団」
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2009年12月17日
改訂版発刊のお知らせ

日本産淡水貝類図鑑 @ 琵琶湖・淀川産の淡水貝類
ピーシーズ生態写真図鑑シリーズ 1 改訂版

著書:紀平 肇・松田征也・内山りゅう 定価:本体2476円+税

2003年に発刊し、好評を得てきた図鑑の改訂版がようやくできました。細かな訂正箇所や、写真の入れ替などもおこない、最終的に改訂版としました。海産の貝類と異なり地味な淡水貝類ですが、近年は優れた環境指標として注目されるようになりました。また、琵琶湖・淀川水系の淡水貝類は固有種が多いのですが、環境の悪化などにより多くが絶滅危惧種となっています。巻末には、環境省をはじめ、滋賀・京都・大阪の淡水貝類レッドデータ一覧を掲載しています。
シリーズ A 汽水域を含む全国の淡水貝類 と合わせると、ほぼ全国の淡水貝類を網羅できる内容となっています。

日本産淡水貝類図鑑 @ 琵琶湖・淀川産の淡水貝類
2009年12月10日
新刊のお知らせ

「かわはいきている」エコ育絵本 ちきゅうのなかまたち@ チャイルド本社

5〜4歳向き 定価900円 22×27cm 28ページ ハードカバー

エコ育絵本、“ちきゅうのなかまたち”全12巻、4月号創刊の1冊目です。このシリーズは、生き物などから地球環境を考える写真絵本として毎月発刊されるもので、幼稚園などへの配本は来年の4月からとなります。
山に降った雨が滴となり、やがて川となって流れ、海に行きつき、再び雲となって雨を降らせる・・・。そんな水の循環と、川に暮らす生き物たちを紹介しています。大切な川を汚さないで欲しい、というメッセージも含まれています。

なお、4月からの配本なので、本屋さんでの扱いも4月からとなります。それまでにお手元に、という方は、以下にお願い致します。直接お求めいただけるようになっています。よろしくお願い致します。

チャイルド本社 業務部 03-3813-2141

かわはいきている
2009年12月2日
本のご紹介@

この度、釣魚エッセイストの小西英人さんが、「遊遊さかな事典」(株式会社エンターブレイン)を出版しました。66種類の釣魚物語が面白く書かれています。巻末の、さかな用語集は大変よくまとめられており、勉強になることも少なくありませんでした。釣り人や、魚に携わる人などにお薦めです。

小西英人 著 発行:株式会社エンターブレイン 定価:1700円+税

遊遊さかな事典


本のご紹介A

広島県で長年にわたり教師をされてきた内藤順一さんが、この度、「太田川水族館〜写真と文で太田川を覗く〜」を出版されました。この本は、中国新聞などで連載されていたものを再編集してまとめたもので、淡水魚、両生類・爬虫類などの水辺に暮らす生き物たち105種類が紹介されています。太田川という川の素晴らしさが、ページをめくると伝わってきます。

内藤順一 著 発行:シンセイアート出版(0824-72-7890) 定価:1500円(税込)

太田川水族館
2009年11月13日
先月末からテレビや出版の打ち合わせが相次ぎ、また、撮影では広島県にてゴギ、滋賀県ではイワナ、ビワマスの撮影と各地を飛び回る日々でした。予定では北海道へサケの取材に行くはずだったのですが、道東河川への遡上が芳しくなく、昨年に続き中止にしました。定置網ではそこそこ獲れたようですが、川の状態が良くなかったようです。来年こそは、車で行きたいと思っています。
2009年10月30日
夏に、新宿エプサイトの写真展でもお世話になりました(株)クレヴィスイメージアーカイブスが立ち上がりました。エプサイトで行った「両生類・爬虫類美術博覧会」の展示作品や、写真集「大山椒魚」、書籍「水の名前」などに掲載した作品など多数掲載しております。よろしければ、ご覧下さい。 http://www.crevisimagearchives.jp
2009年10月2日
先日、南紀には久々にまとまった雨が降りました。夏の終わり〜秋のはじめの雨は、川に棲む生き物たちにとって、とても大事な雨です。産卵のために海に向かうウナギやモクズガニ、アユカケなどは、この時期の雨による川の増水で、一気に川を下るからです。夏に雨が少ないか、降らない期間が長いほど、最初の雨で下る数は多いようです。川の水かさが増せば、容易に川を下ることが可能になり、また水の濁りは姿を晦ますのに有効です。彼らにとって、まさに“恵みの雨”となっているのです。地元の人たちにとっても、この時期の雨は川のご馳走にありつける“恵みの雨”です。写真は、地元で獲れたモクズガニ。私がウナギとならび、最も好きな川の幸です。友人のところで、たらふく頂きました。

モクズガニ
2009年9月16日
先日、約20日間掛けてロケをしていたNHKスペシャルの現場から戻りました。内容についてはお話できませんが、ある水生動物の決定的瞬間などが撮れています。OAはまだまだ先ですが、生き物や自然の撮影には何年もの時間が掛かります。撮影現場ではカメラマン、ディレクターなどが一丸となって、一瞬の映像に命を吹き込んでいます。ムービーとスチールという違いはありますが、撮影に対する姿勢や取り組み、考え方などには学ぶことが常にあります。
2009年9月1日
番組出演のお知らせ

釣り専門チャンネル“釣りビジョン”の「フィッシング・カフェ」(1時間番組)に出演します。ケーブルCSチャンネルでもご覧いただけます(有料)。この番組は、釣りそのものというよりもヒューマン・ドキュメントで、「人」を取り上げます。私が最近取り組んでいる作品作りの様子や、北海道・千歳川での釣り、和歌山県熊野川水系での水中撮影の様子なども取材しています。再放送も多いようなので、ご覧いただければと思います。
 尚、同じく釣りビジョンのトーク番組“五畳半の狼”7月30日、401回放送にも出演していました。エプサイトのギャラリートークの日とぶつかったこともあり、告知ができませんでした。番組HPからはライブカメラとして番組の様子を見ることができるようです。

「フィッシング・カフェ」放送時間
2009/9/19(土) 22:00
2009/9/21(月) 08:00
2009/9/22(火) 13:00
2009/9/23(水) 02:00
2009/9/24(木) 11:00
2009/9/27(日) 18:00
2009/9/30(水) 15:00
2009/10/2(金) 06:00
2009年8月4日
エプサイト・ギャラリートーク!

7月30日、31日、8月1日の3日間、私が作品の前で話をする“ギャラリートーク”がありました。開催までは、参加者が少ないと寂しいな、と思っていたのですが、毎回、多くの人で大賑わいという嬉しい結果となりました。会場に足を運んでいただいた方に御礼申し上げます。
 そんな私の不安を察してか、1日には(シークレット)ゲストとして坂崎幸之助さんが来場され、何と私とトークセッションをおこなうことに!これには会場に来られていた方は全員とても驚かれていました。運営をおこなうエプサイト側も思いがけない嬉しいゲストだったと思います。坂崎さんとは1時間近く、作品の前で様々なエピソードやカメラ機材などの話で盛り上がりました。坂崎さんは、8月8−9日の横浜でのコンサートを控え、そのリハーサル等で大変お忙しい中、来て下さいました。本当にありがとうございました。
 写真展は、9日〜16日が夏季休館ですが、22日まで開催しております。是非、足を運んでいただけたら嬉しいです!!

ギャラリートーク・両生類・爬虫類 美術博覧会・エプサイト

ギャラリートーク・両生類・爬虫類 美術博覧会・エプサイト

ギャラリートーク・両生類・爬虫類 美術博覧会・エプサイト
2009年7月17日
和歌山県立近大美術館では、9月6日まで『コレクション展 2009−夏』を開催しています。そのなかで、水辺をテーマにしたコーナーを設け、私の作品4点も展示します。作品は2007年におこなった『森のなかで』で発表したもので、和歌山県の日置川水系安川渓谷で撮影した水中写真や、静岡県柿田川で撮影した半水面写真などとなります。お時間がございましたら、是非足を運んでいただけたらと思います。
2009年7月10日
エプサイト 写真展はじまりました!

8日(水)、エプソン イメージングギャラリー エプサイト・ギャラリー1 にて、「両生類・爬虫類美術博覧会」がはじまりました。前日のセッティングも順調にいき、10:30のオープニングから多くの方が足を運んでくださいました。7月3日の「読売新聞・東京版」で紹介され、また「フライデー」(講談社)7/17号でもカラー3ページに渡り写真と写真展の告知が掲載されたことなどもあるかと思います。エプサイトはビジネス・ビルの1Fということもあり、サラリーマンやOLの方たちが多いですが、一人でも多くの方に見ていただければと思います。
 30日、31日、8月1日の3日間は、私が作品について話をするギャラリートークがあります。是非、遊びに来てください!

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両生類・爬虫類 美術博覧会・エプサイト

両生類・爬虫類 美術博覧会・エプサイト
2009年7月5日
先日、白浜町在住の貝類学者、湊宏先生の案内で那智周辺に出かけました。以前からナチマイマイ Euhadra nachicola を撮影したかったのですが、行く機会がなかなかありませんでした。ナチマイマイは和歌山県那智山のみに局所分布する大型のカタツムリで、数も少ないため県のレッドレータブックでも絶滅危惧T類に分類されている稀種です。前日の雨の影響で空気湿度が高く、絶好のロケーションとなりました。夜行性であるため、ライト片手に歩き回ります。そして、ついに念願のナチマイマイに出会うことができました。ライトの光に浮かぶ赤褐色の殻には、二人して「お〜!」と思わず声が漏れたほどです。その夜はシゲオマイマイやコベソマイマイ、オオケマイマイ、ヤマクルマガイなども撮影できました。家に着いたのは夜中の2時過ぎ。しかし、満足のいく夜間探索となりました。

ナチマイマイ
2009年6月16日
DMができました!

エプサイトで行われる写真展のDMができました。デザインはおおうちおさむさんです。派手でカラフルな写真展になりそうですよ。最大のプリントサイズは、900×2400cm(坂崎幸之助さんの飼っていたイグアナ君)!本やモニターなどでは決して見ることができない迫力のプリントを是非、会場でご覧下さい。

両生類・爬虫類 美術博覧会

両生類・爬虫類 美術博覧会

2009年6月7日
写真展のお知らせ

来る7月8日(水)から8月22日(土)まで、EPSON Imaging Gallery エプサイト ギャラリー1 におきまして、『両生類・爬虫類美術博覧会』という写真展を行います(入場無料)。私がこだわって表現してきた、カエルやトカゲ、カメ、ヘビなどの色彩や形態などのクローズアップ・フォトを、ポップな感じで展開していきます。プリントサイズは200cmを越えるものもあり、迫力ある作品展になると思います!会場では、「カラリオ ミー」で出力したプリント作品のプレゼントもあります。休館日は日曜日と、夏季休館が8月9〜16日となります。エプサイトの場所は、新宿・都庁のすぐ前、三井ビル1Fです。なお、7月30日(木)、31日(金)、8月1日(土)の3日間は、ギャラリートークもあります。当日は、私の著書や写真集などをお持ちであれば、サインを入れさせていただきます(会場での書籍販売もあります)。東京での写真展は久々なので、今から楽しみにしています。難い写真展ではありませんので、お子様連れでもノープロブレム!夏休み期間でもありますので、ご家族でも是非、お立ち寄り下さい!!

2009年6月1日
先日、水中写真家の山本典瑛氏が急死されました。山本さんは『イカ・タコ ガイドブック』(TBSブリタニカ)など様々な本を手掛けられており、南紀串本にもよく取材に来られていました。うちにも何度か立ち寄られ、数年前にはオオサンショウウオが見たいということで、古座川にご一緒したこともありました。川の激しい流れに翻弄され、「よく、こんな流れの中に潜るなあ!」と呆れた顔で笑っていたことが昨日のことのように思い出されます。撮影対象が異なるために、お仕事でご一緒したことはありませんでしたが、いつも短パン、Tシャツで陽に焼けた笑顔が素敵な方でした。それにしても、61歳とは若すぎます・・・。ご冥福をお祈りしたいと思います。
2009年5月26日
先日、近畿地方の川で、はじめてシマドジョウの繁殖行動らしいものを観察しました。水中に潜って見ていた際に、腹の大きなメスの姿は目に付いていました。陸に上がり、何気なく川の中を眺めていた時のことです。いつもは川底を泳ぐシマドジョウが中層を5〜6匹で群れて泳いでいました。よく見ると、腹の大きなメスの後をオスたちが追尾していたのでした。シマドジョウの成熟したオスは、胸ビレの先が尖り、メスの胸ビレよりも大きくて目立ちます。泳いでいたメスが着底すると、すかさずオスもそれに続き、一箇所に固まるようなかたちになりました。すると、1匹のオスが「く」の字に曲がり、メスに巻き付くような仕草をしました。何度も場所を変えては同じような行動をしましたが、残念ながらメスに巻き付いた瞬間は見ることができませんでした。撮影することも忘れ、ただただ見入ってしまいましたが、いつかは被写体として捉えたいと思っています。身近な生き物でも、まだまだ見ていないことを痛感しました。
2009年5月3日
今月は、NHK「ダーウィンが来た!」の長期ロケがあり、川での密着取材をおこないます。ある淡水魚のお話ですが、詳しい内容については今はヒミツ(スミマセン)。何れOAが決まりましたら、ここで告知させていただきます。また、夏休み期間(7月8日〜8月22日)には、新宿のエプソン(エプサイト)にて写真展をおこないます。その準備も始まり、普段にも増して慌しいですね。我が家のスタジオではカワヨシノボリやドンコ、アカヒレタビラなどのタナゴ類の繁殖行動も一気に始まり、撮影とメンテナンスでもバタバタしています。
2009年4月25日
近年、テレビや新聞・雑誌などで“エコ”という言葉を目や耳にしない日はありません。人々の会話のなかでも、“エコ”は使われることが多い単語となりました。本来の“エコ”とはエコロジー、つまり“生態学”を指し、どちらかといえば専門用語として使うことが多かったと思います。かつて私が学んだ魚類学がイクチオロジー、動物行動学がエソロジー、というような扱いです。今は、“地球に優しい”とか“節約・倹約”のような別の意味として使われており、少し困惑しています。
 来年、名古屋でおこなわれる生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)に鑑み、“生物多様性”という言葉も流行言葉のように使われ始めました。少し難しい言葉なので一般にはなかなか普及しないかもしれませんが、テレビや書籍などを通してキチンと伝えていくことも大事な仕事だと思っています。
2009年4月9日
新刊のお知らせ

『たんぼのカエルのだいへんしん』(ポプラ社)ふしぎいっぱい写真絵本15

 2月に発刊しました、『ヘビのひみつ』と同シリーズの写真絵本ができあがりました。今度のテーマは、カエルの子どもであるオタマジャクシのへんしんに注目したものです。この本では、本州の田んぼで見られるカエルの代表として、トノサマガエルのオタマジャクシの成長を追っていますが、他にも10種類を紹介しています。

 オタマジャクシが成長するなかで、私がもっとも驚いたのは、この本でも紹介している前肢が出てくるシーンでした。後肢は尾の付け根から生えてきますが、前肢は皮膚の下で予めできあがっていた肢が、出てくるのです。オタマジャクシのエラ穴は左側に一つしかないのですが、左前肢はそのエラ穴からニョっきりと出てきます。右前肢はというと、皮膚が溶けて穴が開き、そこを突き破るようにして出てくるのです!
オタマジャクシの尾が短くなっていくことは、“自殺する細胞”アポトーシスの例として紹介されますが、皮膚が溶けたりすることも、そうしたメカニズムによって生じているのかもしれませんね。

 これからの季節、田んぼではたくさんの種類のカエルが産卵し、多くのオタマジャクシが見られます。みなさんも是非、オタマジャクシをよ〜く観察してみてください。きっと驚くと思いますよ!

たんぼのカエルのだいへんしん
2009年4月5日
先日訪れた、紀北を流れる有田川では、大きなコイが浅瀬に集まってきており、そろそろ産卵が始まる様子でした。昨年は、10日過ぎには紀南の富田川でコイの産卵が見られました。その日の夜にコイが産卵していた場所を見に行くと、今度は大きなナマズたちが集まり、産卵を繰り返していました。一般には5月頃から始まるので、少し早い気がします。まだ寒い日もありますが、川の中はすっかり春に染まっているようですね。これから一気に、様々な種類の淡水魚が繁殖期を迎えます。撮影スケジュールが1年で最もタイトになるシーズン突入です!
2009年3月12日
先日、紀伊半島の南部を流れる太田川にてシロウオの撮影に行ってきました。シロウオは春を告げる魚といわれますが、シラウオと混同されることが少なくありません。シラウオはサケ目シラウオ科で、シロウオはハゼの仲間です。
 写真は、約3m四方の四手網を用いて、海から遡上してくるシロウオをすくい取る漁の様子です。白く見える無数の板は反射板で、透明なシロウオの姿を見やすくする工夫だそうです。太田川は水の透明度が高く、シロウオが遡上する川として県内でも有名ですが、年々漁獲が減少しており、最盛期の10分の1ほどだと聞きました。春の風物詩でもあるシロウオ漁が、いつまでも続くことを願っています。

RICOH GR DIGITAL U プログラムオート F6.3 1/500 iso200 +0.3補正 JPEG
シロウオ漁
2009年3月1日
「ヘビのひみつ」が発刊されて1ヶ月が経ちました。写真絵本としては、おそらく初めて(?)ということもあってか、幾つかの新聞にて紹介されました。毎日、膨大な数の本が出版されるなか、新聞に掲載してもらえるのはほんの僅かですから、大変嬉しく思っています。ヘビ嫌いの方も、是非、本を手にとってご覧下さい。意外と可愛い、という声が多いですよ! 以下、掲載日と掲載新聞です。
2月16日 産経新聞
2月24日 紀伊民報
2月28日 朝日新聞

先日のニュースの訂正とお詫びです。
28日再放送したNHKハイビジョン特集「アユ踊る古座川の四季」のナレーションを坂本冬美さんと書いてしまいましたが、俳優の藤村俊二さんの間違いでした。関西ローカルで別編集の「関西特集」が、坂本冬美さんでした。訂正して、お詫びいたします。
2009年2月18日
NHK BSハイビジョン放送『ダーウィンが来た!生きもの新伝説』日本列島縦断セレクションとして、日本を舞台にした選りすぐりの16本を一気に放送します。私が、かつて制作に携わった番組も再放送されることになりました。放送日とタイトルは以下になります。お時間がございましたら、是非ご覧下さい。

2月24日(火)「ウナギが歩いた!」17:30〜18:00 BSハイビジョン
*謎に満ちたウナギの生態を追った番組です。一生のほとんどを川で過ごすウナギですが、川での生態撮影は和歌山県・古座川が舞台となりました。魚とは思えないような、ウナギの知られざる生態を是非、ご覧下さい。ウナギを見る目がきっと変わりますよ!

2月25日(水)「おみごと!石に化けた魚」17:30〜18:00 BSハイビジョン
*日本産淡水カジカの仲間、アユカケ。アユをエラにある棘で引っ掛けて食べるという伝説は本当なのか?アユを食べる瞬間や、真冬に汽水域で卵を守るオスの姿など、この番組で初めて撮影された貴重な映像が満載です。舞台は和歌山県・古座川です。
尚、1本前の 17:00〜17:30 に放送される「幻の魚が用水路にいた!」は、岡山県の用水路で暮らすアユモドキのお話です。私はタッチしてはいませんが、貴重な水中シーンもあり、必見です。

2月28日には、NHKハイビジョン特集「アユ躍る古座川の四季」が再放送されます。15:00〜16:30 BSハイビジョン。
*私が東京から和歌山県に引っ越した理由は、古座川などの美しい川があったからです。そんな古座川を舞台に、1年半もの歳月をかけて撮影しています。アユを主人公に、アユの目線で水中からの映像を多用し、川に生きる様々な生き物たちを紹介しています。同時に、川に携わって生きる人々の暮らしをみつめました。ナレーションは和歌山県出身の坂本冬美さんです。この番組が放送されてから、かなり遠くからも古座川に来られる方が増えているようです。
2009年2月4日
新刊のお知らせ

『はるのおがわ』しぜん3 キンダーブック (フレーベル館)

 みなさんは“春の小川”と聞いて、どのような情景を思い浮かべるでしょうか。おそらく多くの人が、文部省唱歌『春の小川』に出てくるような、“さらさら・・・”という小川の優しい流れや、明るい春の陽ざしが頭に浮かぶのではないかと思います。どこか懐かしい景色、小川。春になり、色とりどりの花が咲く“春の小川”は日本の原風景といっても過言ではないでしょう。昨年春は、そんな“春の小川”を探して各地を巡りましたが、素掘りの土水路は本当になくなっていました。現代の子どもたちににも“春の小川”を知ってもらいたいとスタートした企画でしたが、見つけることすら困難な現実に驚き、落胆もしました。

 それでも、各地に足を運び、僅かに存在する場所を選んで撮影することができました。小川という環境と、そこに棲む多様な生き物たちを大きな写真で紹介しています。 尚、キンダーブックは、幼稚園や保育園(または個人)などの定期購読を基本としており、事前受注生産ということです。購入方法としては、本社直営店に行かれるか、ネット販売になります。在庫がある限りは1冊での注文も可能とのことですが、在庫がなくなり次第、販売終了となります。詳しくは以下へお問い合わせ下さい。

●本社直営店
フレーベル館えほんとおもちゃのお店
〒113-8611
東京都文京区本駒込6丁目14番9号本社ビルB1F
TEL:03-5395-6641 FAX:03-5395-6642
営業時間:月曜・水曜〜土曜/10:30〜18:00 日曜・祝日/10:30〜17:00
定休日:火曜

●ネット販売
フレーベル館ホームページ>
フレーベル館オンラインショップ つばめのおうち>
商品をさがす*商品カテゴリー*>
バックナンバー
http://www.froebel-tsubame.jp/shopbrand/047/X/

はるのおがわ

はるのおがわ
2009年2月2日
新刊のお知らせ

『ヘビのひみつ』(ポプラ社)、ふしぎいっぱい写真絵本14

 数ある生き物の中で、ヘビほど人によって好き嫌いがはっきりと分かれるものもいないでしょう。ヘビを見た人はたいがい「怖い」、「気持ちが悪い」と口を揃えていいます。実際、ヘビは人類史はじまって以来、嫌悪の象徴となってきました。一方、ヘビはエジプト文明やマヤ文明などでは神として敬われ、聖書や神話に登場することも多く、西洋では商業、医学の象徴とされてきました。国連の機関であるWHOのシンボルマークには、杖に絡んだヘビが描かれています。日本でも古くからヘビ信仰が各地で存在し、ヘビの脱け殻を、「財布に入れておくとお金が貯まる」とする言い伝えなどは現代にも残っています。
 かつて、私が『田んぼの生き物図鑑』などの取材で各地の田んぼを回っていて感じたのは、ヘビのいる田んぼは“生物多様性”が高い、ということでした。ヘビが姿を現さない田んぼは、カエルが少なく、昆虫も少ない、という訳です。また、この本に登場するアオダイショウというヘビは主にネズミを食べていますが、古い屋敷などでは屋根裏に居ついたものをネズミ除けとして大切にしてきました。
 ヘビは身近な存在ですが、偏見も含め正しく理解されていない部分も多いようです。ヘビは怖い存在に思えますが、どこか神聖な動物でもあり、“ふしぎ”な生き物なのです。ページをめくり、ヘビの世界をのぞいてみませんか!

ヘビのひみつ
2009年1月24日
先日、知人から「冬は生き物もいないし、何をされているんですか」と聞かれました。私の仕事は一般には理解しづらいようで、そのようなことはよく聞かれます。春先などに比べるとシャッターを押す機会はぐんと減りますが、それでも冬は冬なりに・・・。例えば今月でいえば、古座川にカジカ(小卵型)の産卵を撮影に行ったり(1月に入ると産卵期を迎えます)、アメリカザリガニの冬眠状態を撮影するために、ため池の泥を掘り起こしに行ったりしました。また、生き物本の発刊は、主に春以降が多いので、ちょうど編集のピークが冬になります。テレビ番組も同じで、春に収録する場合は冬に内容を詰めたり、ロケハンに行ったりします。
2009年1月1日
あけましておめでとうございます!昨年は、撮影に専念し、随分と各地を飛び回りました。淡水魚では決定的瞬間も含め、多くのカットをストックすることができました。「撮影する」ことと「製作する」ことが、バランスよく行えれば理想なのですが、近年は時間を掛けて本を作ることが多くなり、微妙な感じですね。
 今年は、春までに写真絵本など数冊の発刊があります。また、テレビ番組の制作にも携わりそうで、相変わらず川に潜る生活になりそうです。
 昨年よりもまめに「news」の更新をしたいと思っています。ご期待下さい!
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2008年12月2日
風が強く、天気の悪い日は撮影に出掛けられないため、家に居ることが多くなります。スタジオでの撮影が一段落した後は、ひたすら本を読んで過ごすようにしています。本屋さんが好きなので、東京へ行った際などに何軒もを梯子して回ります。そこでまとめ買いしてきた本などを一気に読みます。しかし、和歌山に引っ越してからは、本屋さん巡りの楽しみが無くなりました。地元、白浜町には何と1軒の本屋さんもないのです!本を作る人間としては、自分の本が本屋さんに並んでいるのを見ると、ホッとしたりもするのですが・・・。ちょっと東京が恋しく思うこの頃です。
2008年11月13日
先日、「フィールドガイド 清流 西城川」(清流西城川編集委員会)という本を、広島の内藤順一先生が送ってくださいました。江の川水系である西城川のガイドと、流域にまつわる昔話が掲載されており、圧巻なのは西城川流域の生物として淡水魚、両生爬虫類などが、内藤先生の撮られた美しい写真で紹介されていることです。特にゴギについてはかなりのページを割いており、貴重な産卵の瞬間も掲載されています。私はまだ足を運んだことがない川ですが、いつか行ってみたいと思いました。1つの流域に絞った本ですが、川や川の生き物に興味のある人は必見です。お問い合わせはシンセイアート株式会社 三次営業所 TEL0824-62-3716 まで。定価は本体1600円です。

清流・西城川
2008年11月7日
先日、外務省主催のグローバルユース・エクスチェンジ事業(GYE)の一環として、「水環境」というテーマで講演を行いました。この事業は「21世紀を担う優秀な外国青年を世界各国から招致し、日本の青年とともに地球規模の問題について話し合う」ことを目的とし、平成6年に開始されました。今年はアジア、米州、欧州、中東、アフリカなど22カ国から研究者やマスコミ関係者、学生など23名が参加し、6日には古座川を訪れました。古座川ではカヌーに乗り、水と触れ合いました(小雨のなか、水着で泳ぐ人が続出!見ている方が寒かったですが・・・)。
 私の講演は、世界の淡水=水が非常に少なく貴重であること、日本の川がなぜ美しいのか、日本の川を代表する生き物としてアユとオオサンショウウオを取り上げ、写真をスクリーンに写しながらお話しました。講演後は日本の水環境に対する質問なども多く、改めて水が、世界的にも注目を集めていることを実感したのでした。
2008年11月1日
この秋、サケの不漁から北海道取材には、とうとう行けませんでした。夏以降の海水温が高かったようで、川に遡上するサケの数も少ないようです。昨年から計画していただけに残念でした。今年だけがおかしいのか、不安は募ります。サケ科魚類は秋産卵のものがほとんどなので、産卵期が重なり、一度に何種類も追えません。サケの取材は、また1年待ちとなってしまいました。
 私が入会している魚類自然史研究会の会報誌「ボテジャコ」の第13号(最新号)に、「ボウズハゼ稚魚の変わった行動について」という報告書(P27-29)を書きました。河口域に潜っていて偶然観察できた行動についてです。尚、表紙のカラー写真は新種記載があったばかりのミナミアカヒレタビラで、福井県産の個体です。
2008年10月22日
11月8日(土)14:30より、「きのくに学びの日」記念行事(和歌山県教育委員会主催)の一環で、講演を行います。「豊かな水環境と水辺の生き物」というテーマで、海外から見た日本の水環境の豊かさ、そこに棲む様々な生き物たちを写真をお見せしながら紹介したいと思っています。先着順ですので、当日直接お越し頂いても大丈夫なようです(定員200名)。場所は和歌山県田辺市の和歌山県教育センター学びの丘(ビッグU内)で、お問い合わせは 0739-26-3514 までお願い致します。
2008年10月1日
9月中旬からの大雨続きで川の水が引かず、水中撮影が全くできない状態です。かつてなかったほどの大雨が短時間に一気に降る傾向は、今後も高まるそうです。豪雨の場合、川のコンディションが戻るには最低でも1週間以上掛かります。水が澄んだと思ったら、次の大雨でまた濁る・・・。川に行けずに撮影ができないことが、これほどフラストレーションをためるとは思ってもみませんでした。
2008年9月27日
紀南の河口などで、メッキの姿が目立つようになりました。メッキとはヒラアジの仲間の幼魚を総称した呼び名で、銀白色をしているところから付けられました。小型のルアーなどで手軽に釣れ、塩焼きなどでも美味しいので人気があります。しかし、いざ釣れるとどれもよく似ていて区別が難しいですね。ギンガメアジ、ロウニンアジ、オニヒラアジ、カスミアジなどの幼魚が混じり、私も数年前は同定に悪戦苦闘しました。釣り場では、同じように釣れたメッキをつまんで頭を傾げている人も多いようです。
 そんな方にお勧めの図鑑があります。「釣り人のための遊遊さかな大図鑑」と、「釣魚識別図鑑-ここで見分けよう」(ともにエンターブレイン)です。普段から親しくさせていただいている、釣魚エッセイストの小西英人さんが執筆され、京都大学の中坊徹次さんが監修をされています。釣り人のための魚図鑑ですが、研究者でも驚くような内容も多いようです。メッキもまず間違いなく同定できると思いますよ。釣り人に限らず、漁業・水産関係者にも必須の図鑑だと思います。

釣魚図鑑
2008年9月9日
このたび、HPの運営会社が変わりました。移管の手続き上、数日前(恐らく3日程前)より、HPからいただいたメールの確認ができなくなっておりました。大変申し訳ないのですが、心当たりのある方は、再度お送りいただけますでしょうか。よろしくお願い致します。
2008年9月9日
来る9月23日〜28日に、ドイツのケルンメッセにてフォトキナ2008が開催されます。(www.koelnmesse.jp/photokina)フォトキナはイメージング産業の国際見本市で、写真に関するイベントとしては、東京ビッグサイトで行われるPIEと並び世界最大規模を誇る催しとなります。世界中から16万人の入場者があり、出展企業も世界約50カ国、1600社を数えるそうです。多くの日本国内の企業・メーカーも出展し、普段からお世話になっているノーリツ鋼機株式会社も出展します。
このたび、ノーリツ鋼機株式会社ブース内において、私の写真を展示することになりました。すべて銀塩で撮影した日本の川の水中写真と、アマガエルなどの水辺に暮らす生き物などを、1.2mほどに大伸ばしします。海外の方に、日本の素晴らしい水環境を知っていただければ、と思っています。
2008年8月19日
ウナギ、といえば日本の夏を代表する淡水魚ですが、その食べ方は様々です。
東京では一旦蒸してから食べるのが一般的ですが、関西では蒸さないようで、そのまま焼きます。
写真は熊野川水系で捕れた天然ウナギ3匹分を友人の店で焼いているものです。
捕った場所はアユが群れ、アマゴも混じる支流の中流域上部。ウナギは放流を行っていないので全てが天然物です。
背開きした身を串に刺し、そのまま焼いてからワサビ醤油につけて食べる白焼きは、今まで経験したことのない味でした。
ウナギと言われなければ分からないかもしれません。上品な脂とぷりぷりの身は絶品!
蒸してから食べる食感とは全く異なりますが、こちらの方がワイルドで、ウナギ本来の味が堪能できるような気がしました。

RICOH G600 オート F3.5 1/10 iso200 JPEG
ウナギ
2008年8月1日
先月は、熊野川水系へ水中撮影に何度も通いました。
今年は大型のサツキマスが多く、40cmを超えるものも目にすることができました。
透明度の高い支流が多く、カジカやアカザの数は非常に多いですね。
ただ、今のところ渇水気味で、川の水温が高いのが気になります。
 写真はRICOHの新製品、G600という防水、防塵対応のコンパクト・デジカメで撮影した熊野川支流です。
GRUのいいところを生かしつつ、水などに気を使わなくていいのでフィールド派には重宝します。
水深3mくらいまでの完全防水ならば、なお嬉しいです。
GRもそうですが、電源がリチャージブルバッテリーだけでなく、単四も使えるところがいいですね。
これから本格的な夏休み。水辺には防水機能のあるカメラがベストです!
(RICOHの宣伝のようですが・・・ご提供、ありがとうございました!)

DATE
RICOH G600 画質モード Fine iso200
熊野川支流
2008年7月5日
現在、抱えている何冊かの書籍の取材で、相変わらず飛び回っています。
本によっても異なりますが、最低でも1シーズン以上は取材を行うため、発刊までには随分と時間が掛かります。
よって、絶えず5〜6本の企画を同時進行し、まとまり次第出版、という形をとっています。
まだまだ作りたい本が山積みなのですが、自然や生き物が相手なので本当に時間が掛かります。
1冊の本に掛けた時間給を計算すると、バイトの方がいいのじゃないか!(笑)と思うことも少なくありません。
2008年6月2日
4〜5月の2ヶ月は、本当によく撮影を行い、取材にも出かけました。
この数年間では、この時期、最も多くシャッターを切った感じがします。
メーンは淡水魚でしたが、南紀の植物にもレンズを向けました。
今は、撮れば撮るほど新たなテーマが見つかり、時間もフィルムも足りませんね。
 関西は、そろそろ鬱陶しい梅雨に入ります。
川が濁り水中撮影ができなくなる季節なので、スタジオに篭って撮影することが多くなります。
川に潜れない日が続くとフラストレーションが溜まりますが、梅雨明けまでの辛抱です!
2008年5月7日
毎年、この時期はフィールドに出っ放しとなり、バタバタしています。
淡水魚は繁殖期に入るものが多く、植物も一斉に開花します。
リストを作って撮影を行っていますが、毎年時期が微妙にズレるため予定通りにはいきません。
ここで逃すと1年待ちとなりますので、多少無理をしても・・・と、撮影を優先です!
 生き物の本の需要が増える時期でもあり、「田んぼの生き物図鑑」が3刷目、
「フィールドブックA淡水魚」が重版、「いきものアート・蛙」が重版となりました。
ありがとうございました!
2008年4月24日
番組放送のお詫びです

29日放送予定の「ガラスの地球を救えスペシャル」は、近畿圏のみの放送ということが判明しました。申し訳ありません。
全国放送だと思っており、私の勘違いで多くの方に告知もしてしまいました。
ご迷惑をお掛けしましたこと、お詫びいたします。
近畿圏の方は、午前9時55分〜でご覧いただけます。今回の古座川は番組の最初のVTRです。
2008年4月18日
番組放送のお知らせ

先日、「ガラスの地球を救え 2008」の収録が終わりました。
この番組は朝日放送の環境特番で、同局が2000年の創立50周年を記念してスタートさせた番組です。
毎回、地球の環境をテーマに年1回放送され、今年のテーマは「見つめよう今そこにある危機〜そして再生へ(仮)」。
7時間におよぶ生番組!で、テーマ別に全国約15ヶ所からのレポートを紹介し、そのなかで私が携わった古座川の映像はトップバッターの予定だそうです。
タレントの前田耕陽さんがナビゲートされ、29日(火)、午前10時〜午後5時に放送されます。
 番組では、美しい清流である古座川が少しづつ汚れてきている現実や、地元での取り組みなどを伝えます。
番組内では私の撮影した写真も多数紹介されます。
 前田耕陽さんは1歳になる娘さんがおり、是非、家族で古座川に遊びに来たい、次世代に清流を残したいですね、と言っていました。
私と同じ東京の郊外出身だったこともあり、ざっくばらんに話ができ楽しい取材になりました。
是非、ご覧下さい!
2008年4月4日
写真展のお知らせ

第6回水中映像祭が開催されます。
今年の写真部門の作品は、O美術館にて4月4日〜9日まで展示されます。
今年のテーマは「水に生きる」で、水中カメラマンが一堂に会し、渾身の作品の数々を発表いたします。
是非、O美術館へ足をお運び下さい。
私は、ハッセルブラッドで撮影した作品を提出しています。


第六回水中映像祭写真展詳細

場所 0美術館 品川区大崎1−6−5 大崎ニューシティー2号館
   03−3495−4040
    期間 4/4(金)PM2;00より4/9(水)PM5:00まで
   上記以外の曜日 AM10:00よりPM6:30


水中映像祭 www.eizousai.net
2008年4月1日
番組放送のお知らせ

今月29日、テレビ朝日「ガラスの地球を救え!」という環境番組が放送されます。
午前中から6時間あまりの生番組だそうです。
私は、その中で古座川を舞台に川の現状と危機についてのコーナー(収録)に出演します。
詳しい時間などが決まりましたら、またここでお知らせしたいと思います。
2008年3月18日
昨年、和歌山県立近代美術館、田辺市立美術館、熊野古道なかへち美術館の3つの美術館が共同で開催しました「森のなかで」展のカタログが、この度ようやく完成しました。
展示をしました私のすべての写真と、インタビュー形式でのそれらの作品についてのコメントも掲載されています。使用しています水中カメラや、レンズなどにも触れています。
 このところ、“生き物”の登場しない、水そのものをテーマにした作品づくりを行っています。
水に関わる生き物の生態写真はもちろんですが、その背景にある水環境=淡水をどう捉え表現していくか、これから取り組もうと思っているテーマのひとつです。
この展覧会での作品は、そんな方向性が現れているかもしれません。
「森のなかで」展のカタログ
このカタログの購入方法などにつきましては、以下にアクセスして下さい。
よろしくお願い致します。

和歌山県立近代美術館 友の会 ミュージアムショップ
2008年3月1日
2月中旬からの猛烈な寒さは、南紀においても驚くほどでした。ちょうど梅の花が咲き出した頃でしたので、強風と寒さのため蜂が飛べず受粉ができているのか心配になっています、梅農家の知り合いも少なくないので・・・。 悪天候が続いたためフィールドでの撮影ができず、もっぱらスタジオでの水槽内撮影やフィルム整理、読書をして過ごしていました。昨年、家に来られた植物写真家の木原浩さんが、「自分の撮った写真をもっと良く見ろ」とおっしゃっていたことを思い出し、改めてフィルムを見直したりしてみました。すると、なるほど自分の欠点や、画面構成などを考える上でのヒントなども得られました。撮影した後も、自分の写真を繰り返し何度も見直すことはとても大切なことなんですね。
2008年2月7日
新聞連載のお知らせ

産経新聞にて、写真と文章の連載があります。毎週月曜日の科学面「写生」にて、2月11日(月)から8週の連載となります(紙面の都合などによりズレることもあるようです)。身近な水辺の生き物や淡水魚などを取り上げたいと思っています。よろしければ、月曜日の「写生」をご覧になって下さい。
2008年2月1日
二十四節気でいう「大寒」(1月21日前後)を過ぎてから、暖かかった南紀でも雪は降らないまでも底冷えのする日が続いています。それでも、ここのところ頻繁に古座川に通っています。川の透明度は冬が最も高いんです。雨が降らないので水量こそ少ないのですが、川水は実に清らかで美しく、冷たさも忘れてしまうほど。一見すると生き物たちは何もいないように感じますが、下流域ではカジカが繁殖期に入りました。瀬の石の下では黒くなったオスが、黄色い卵塊を守っていました。寂しく見える冬の川でも、命の営みを感じると嬉しくなりますね。
2008年1月15日
先月、研究会誌2誌に原稿が掲載されました。近年まで学術誌には投稿をしていなかったのですが、現場ならではの情報や研究者の方のお役に立てそうな情報などは「報告」という形で書いておこうと思うようになりました。今後も、機会がありましたら書いていきたいと思っています。掲載された会誌とタイトルは以下になります。

南紀生物(南紀生物同好会) 第49巻 第2号 P119
富田川河口域でのナガオカモノアラガイの生息記録  湊 宏・内山りゅう
Record of Oxyloma hirasei (Pulmonata:Succineidae)from the Tonda River
Estuary,Wakayama Prefecture,Japan

兵庫陸水生物(兵庫陸水生物研究会) No.59 P129-132
和歌山県南部地方の河川感潮域で見つけたアユカケの卵塊  内山りゅう
Egg mass of Cottus kazika in a tidal area of a river mouth in southern
Wakayama Prefecture,Japan

南紀生物におきましては、第48巻 第2号 P105-108(2006)
三重県で採集されたクボハゼ(ハゼ科魚類)  橋本健一・内山りゅう
Record of the gobiid fish Gymnogobius scrobiculatus in Mie Prefecture,Japan
という報告書も掲載されております。興味のある方はご覧になってください。

また、私が最も長く入会してきた魚類自然史研究会の会報「ボテジャコ」の表紙写真を、第12号より担当・提供することになりました。今回はアユを食うアユカケの写真です。新しい情報を仕入れ、勉強をし、書籍や図鑑制作等に生かしたいと思っています。
2008年1月7日
お知らせ

先日、「gallery」の写真を一新しました。2年前にHPをアップしてから初めて変えてみました。ご覧いただければ幸いです。他のカメラマンの方などのHPを拝見すると、嗜好を凝らしたものが多いのですが、私は「news」さえキチンと更新をしていないので・・・ブログなどはとても無理ですね。今年はなんとかまめに更新をしたいと思っています。
2008年1日1日
あけましておめでとうございます!昨年は、あっという間の1年でした。テレビではテレビ朝日「報道ステーション」“シリーズ淡水を歩く”の冬編、NHK・ハイビジョンスペシャル、同じくNHKの「ダーウィンが来た!」等の制作に携わり、書籍では平凡社、山と渓谷社、ジュリアンなどから6冊の本を出版することができました。また、田辺市立美術館、和歌山県立近代美術館での長期に渡る作品展もありました。その合間を縫うように各地で公演などを行い、気が付けば1年・・・といった感じでしょうか。
今年も何冊かの書籍を抱えており、テレビの番組制作にも携わりそうです。
しかし、今年は現場で撮影することを最優先とし、改めて“撮る”ことに専念したいと思っています。今一度、初心に戻って写真と向き合いたいと思います。今年もよろしくお願い致します!
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2007年12月22日
番組放送のお知らせ

以前、テレビ東京系列にて放送されました「ibuki〜四季の瞬間」が55分番組に編集され、全国放送されます。この番組は当初、5分間の番組で毎回一人の写真家をフューチャーしながら作品を紹介するというもの。この度の番組では大勢の写真家が登場します。私はオオサンショウウオが餌を捕えた一瞬のカットを選んでいます。よろしければ、是非ご覧になってください。全国、とはいってもローカル局ですので、漏れている県などがあるので残念ですが・・・。 以下が放送日と放送局です。


12月 26日(水)15 :55 〜16:52  NIB 長崎国際テレビ

12月 26日(水)16 :55 〜17:50  NKT 日本海テレビ(鳥取、島根)

12月 27日(木)25 :14 〜26:09  TeNY   テレビ新潟 

12月 30日(日)10 :00 〜10 :54  KRY 山口放送 * 再放送

12月 30日(日)14 :00 〜14:55  RAB 青森放送

12月 30日(日)16 :25 〜17:19  FBC 福井放送

12月 30日(日)27 :45 〜28:40  SDT 静岡第一テレビ


1 月 2日(水) 6:00 〜 6: 55   ABS 秋田放送

1 月 2日(水) 6:05 〜 7:00   KKT 熊本県民テレビ

1 月 2日(水) 28:00 〜28:55   TVI テレビ岩手


1 月12日(土) 16:00 〜16:55   JRT 四国放送(徳島)

1 月22 日(火) 10:00 〜10: 55   RKC 高知放送
2007年12月4日
先月は奈良県天川へ紅葉を撮影に行きました。みたらい渓谷の紅葉は関西随一と言われているだけあり、素晴らしい!の一言。単に景色を撮影してもつまらないので、ドライスーツを着込み、水中からの景色をファインダーに収めてきました。水温は約5度と非常に冷たかったのですが、水に映えるオレンジや黄色、赤色のコントラストに夢中でシャッターを切りました。
また、別の日は地元の川の河口にて2002年に新種記載のあったヤマトイトヒキサギを採集したり、熊野川で夜間にアカザの水中撮影をおこなったりと、相変わらず淡水魚類の撮影三昧でした。
今月も古座川へ潜りに行く予定でいます。川の潜り屋には“寒い”は関係ないですから・・・
2007年11月14日
写真集「GR SNAPS」発刊のお知らせ

リコー「GR DIGITAL」を愛用しているクリエイター100名による写真集が11月22日に発売されます(株式会社ぴあ)。
各方面で活躍されている方々による、十人十色の作品が一同に揃います。そもそも私がこのカメラを使い始めたキッカケは、古い友人でもあるTHE ALFEE 坂崎幸之助氏のお薦めがあったからです。
当時デジタルに全く興味がなかった私に、「面白いし、まず撮ってみれば!」と背中を押してくれたのも坂さんでした。実は今年の2月に発刊した「水の名前」(平凡社)のなかに、GR DIGITALで撮影したものが2カット入っているんです。
GR DIGITALは、憎いほどプロユースを意識して作られているカメラで、使いこなせば即戦力になると思います。折りしもGR DIGITAL Uが新発売となり、かなりの改良が更に加えられたようです。
この写真集での私の1カットは・・・見てのお楽しみということで!

詳しくは以下まで
リリース情報] GR DIGITAL 写真集「GR SNAPS」を共同制作
2007年11月1日
9〜10月の1ヶ月の間に北海道取材が3回!!サクラマス、サケを狙っての撮影でした。
10月末はアマゴの撮影で随分と川には通いました。今もフィールドに出っ放しといった状態が続いています。時間をかけてじっくりと観察をしてきたお陰で、サケ科魚類の産卵に関しては共通の行動が多いことも分かりました。
延べ17日間ほど、これらの繁殖行動ばかりを観察してきました。今まで、これだけの時間を掛けて観察をしたことはなかったので、いい勉強になりました。
北海道では標津サーモン科学館の市村政樹氏、桜井保広氏に大変お世話になりました。ありがとうございました!
2007年10月22日

先日20日、和歌山県立近代美術館におきまして「森のなかで」展が開催されました。オープン初日は作家によるリレートークがおこなわれ、出展作家が自らの作品の前で15分ほどトークをおこないました。大勢の方々が来られ、賑わいました。足を運んでいただいた方、ありがとうございました!
写真は「森のなかで」展の入り口と、私の展示作品の一部、リレートークの様子などです。12月9日までのロングランです。是非、和歌山県立近代美術館へお越し下さい。

和歌山県立近代美術館
http://www.bijyutu.wakayama-c.ed.jp/

2007年10月9日

作品展のお知らせ

この度、和歌山県立近代美術館において、「森のなかで」という展覧会が開催されます。絵画、彫刻、写真、映像などの様々なジャンルにおいて、森からのメッセージをかたちとする7名の作家のコラボレーション作品展です。10月8日まで田辺市立美術館・熊野古道なかへち美術館で分かれて展示されていた作品群を1ヶ所の大ホールにまとめて展示するものとなります。
私は、田辺市立美術館で展示をしなかった新作を含め、13点の展示をおこないます。様々な作家の作品が1ヶ所にまとまることで、また違った印象となると思います。
開催期間は10月20日(土)から12月9日(日)のおよそ40日間です。20日の午後2時からは、出品作家がリレートークをおこないます。是非、足をお運び下さい!

2007年10月1日

番組放送のお知らせ

来る10月7日(日)、NHK「ダーウィンが来た!生きもの新伝説」において、アユカケをテーマにした番組が放送されます。番組タイトルは、「おみごと!石に化けた魚」で、泳ぐアユを捕えた決定的瞬間の映像は必見です!加えて、自然状態での求愛行動やオスによる卵保護の様子をファイバースコープにて撮影に成功!(おそらく初めてでしょう)。学術的にも貴重な映像が満載です。是非、ご覧下さい!

本放送日時:
10月7日(日)総合19:30-19:59

再放送日時:
1.10月12日(金)総合 深夜1:50-2:19
2.10月9日(火)BS2 15:00-15:29

2007年9月27日
先日、念願だったクルマギク(キク科シオン属)をようやく撮影することができました。クルマギクは和歌山県固有のキクで、紀南の渓流沿いの崖などに稀に見られます。古座川の一枚岩にもあるのですが、対岸から望遠レンズでなくては狙えないほどの場所にあり、近くで撮影できる場所を探していました。紀南の植物に詳しい友人たちに連れて行っていただき、手が届くほどの高さにある株をじっくりと観察することができました。生きものの撮影は何でもそうですが、人の輪ができて初めて撮影することができることが少なくありません。感謝、感謝です!次はキシュウギクとも呼ばれるホソバノギクを撮影したいと思っています。紀伊半島の南部には、まだまだ見たこともない生きものたちが沢山います。1つ1つ撮影していくことも楽しみの一つですね。
RICOH GR DIGITAL GW-1使用 プログラムAE ISO100 JPEG 和歌山県古座川町
2007年9月11日
8日に島根県立宍道湖自然館ゴビウスで行われました講演会は、多くの方に足を運んでいただきました。ありがとうございました。
開演が夜の7時からというフィルムナイトで、夜の水族館の散策も含めて初めての試みだそうです。楽しんでいただけたでしょうか。
翌日は周辺のため池などをスタッフの方に案内していただき、島根の自然の素晴らしさを実感することができました。地元和歌山では見ることができなくなったタガメやゲンゴロウなどは、まだまだ見られるんです!そんな環境を観察することもできました。

10日は、ゴビウスの山口勝秀さんの案内で、イシドジョウの撮影に三隅川水系まで足を伸ばしました。あいにくの増水でしたが、イシドジョウの水中撮影をすることができました。匹見川まで行けばイシドンコも・・・とは思ったのですが、翌日から北海道ロケだったので諦めて次のお楽しみということにしました。島根県の自然の懐の深さのようなものを改めて感じることができた気がしました。
2007年9月1日
暑かった8月が終わり、そろそろ秋産卵のサケ・マス類の撮影準備に入ります。また、秋の植物などが一斉に咲き出すため、どのように動いたら効率がいいのか・・・頭が痛い思いです。
今月は北海道へ2回、島根へ講演、近畿や地元での撮影などがびっしりと入っています。春先の4〜5月に次いで9〜10月というのも最も忙しく駆けずり回るシーズンです。ここで逃すと来年まで1年待ちとなりますので、押えておかなければならないものは何としても!と思うのですが、現実はそうそううまくはいきませんね。タイミングが悪く、もう何年も追っているものも少なくありません。この秋は撮れるか、まあ、運を天に任せているところもあります。
紀伊半島南部には、他の場所では見られない固有の植物がいくつもあります。分かりやすく名前に「紀伊」や「紀の国」などが付いているものもおり、例えばキイイトラッキョウ、キイシモツケ、キイジョウロウホトトギス、キノクニスゲ、キシュウネコノメなどがあります。先日は、古座川町でキイセンニンソウを撮影することができました。来週はキノクニスズカケが満開になりそうなので撮影に行ってきます。
2007年8月10日
放送日変更のご案内

NHK総合チャンネル「アユ踊る清流の四季 和歌山・古座川」の放送日が変更になりました。何度も変更になり、申し訳ありません。

放送日は、8月25日(土)の16:00〜17:29 です。

以前から撮影をしたいと思っていたミゾハコベ、スズメノハコベの花をようやく先日田んぼで見つけ、撮影することができました。どちらも本当に小さくて、目を皿のようにして田んぼを歩き回り見つけました。スズメノハコベは環境省のレッドデータブックでは絶滅危惧ΙB類(EN)に指定されており、見つけるのに苦労しました。とはいうものの、兼ねてから足を運んでいた田んぼの1つで見つけたので、今まで気がつかなかったというわけです。見つけたヒントは、ホシクサやミズワラビ、アブノメなどが見られる農薬の使用が少ない田んぼでした。そうした田んぼでは、実に様々な植物たちが集中的に見つかります。しかし、逆にいえば一旦放棄されればたちどころに姿を消すことを意味しています。今も和歌山県内20ヶ所ほどの田んぼを定期的に見て回っていますが、昨年から今年にかけてだけで、5ヶ所ではすでに放棄水田となっていました。農家の高齢化による廃田は、様々な問題を含んでいるのです。

2007年8月2日
放送日変更のご案内

NHK総合チャンネル・ハイビジョン特集「アユ踊る清流の四季 和歌山・古座川」の放送日が変更になりました(高校野球の影響ということです)。
放送日は8月15日16:00〜17:29となりました。
また、まことに残念ながら関東一都六県では見られないとのことです。最も人口の多い地域だけに残念ですね。
現在、製作中のNHK 「ダーウィンが来た!生きもの新伝説」の撮影も終盤を迎えています。詳しい内容などにつきましては、またここでお知らせしたいと思います。もの凄い映像が撮れています!お楽しみに!!

2007年8月1日
作品展のお知らせ

この度、和歌山県内の3ヶ所の美術館(和歌山県立近代美術館・田辺市立美術館・熊野古道なかへち美術館)が共同で「森のなかで」という展覧会を開催します。絵画、彫刻、写真、映像などの様々なジャンルにおいて、森からのメッセージをかたちとする7名の作家のコラボレーション作品展です。

私は、「水の森」と題し、水の中から見た森の姿をとらえた作品を出展しています。オリジナル・プリントの制作には、和歌山県に本社のあるノーリツ鋼機株式会社、株式会社西本様の御協力により、美しいプリントに仕上げていただきました。微妙な色のバランスなどに関しても、満足のいくプリントとなりました。なかには120cm×180cmもの大型プリントもあります。

7月28日〜10月8日までが田辺市立美術館および熊野古道なかへち美術館での開催で、私の作品は田辺市立美術館での展示です。その後、10月20日〜12月9日は和歌山県近代美術館へと移ります。

和歌山県内はもちろん、近県の方、夏休みに熊野方面へおいでの方がいらっしゃいましたら、是非足を運んでいただけたらと思います。

詳しいご案内などは、田辺市立美術館のHPが以下になります。

http://www.city.tanabe.lg.jp/bijutsukan/

2007年7月20日
講演会のお知らせ

来る9月8日(土)、島根県立宍道湖自然館ゴビウスにて、6周年記念講演として「美しい日本の水環境と生き物たち」と題する講演会をおこないます。開場は18時30分で開園が19時という、夜におこなわれるフィルムナイトです。入場には整理券が必要となり、締め切りは8月20日ということです。詳しくは以下にアクセスしてください。堅苦しいものではなく、ラフなスタイルでフィルムをお見せしながらお話したいと思っています。遠方の方も是非、この機会にゴビウスへ足を運んでみてください!

ゴビウスHPは、http://www2.pref.shimane.jp/gobius/です。
講演会のページはhttp://www2.pref.shimane.jp/gobius/kouen070908/index.htmとなります。

なお、同館では8月4日(土)に「タガメのすべて」と題して市川憲平氏(姫路市立水族館館長)が特別展記念イベントをおこないます。市川氏は、先日発刊しました「今、絶滅の恐れがある水辺の生き物たち」のタガメ、ゲンゴロウの章の解説をされました。夏の特別展「水に生きる昆虫」ともに是非、“タガメ博士”の楽しいお話を聞きにいきましょう!

2007年7月10日
先日、BS hi で放送しましたハイビジョン特集「アユ踊る清流の四季〜和歌山・古座川〜」が、総合チャンネルで放送されることが遂に決定!!見逃してしまった方も、衛星放送が見れない方もご安心下さい!BS放送後は多くの方からご感想を頂戴しましたが、「良かった」という声が圧倒的に多かっただけに、私としても嬉しい限りです。是非、ご覧下さい。

放送日 NHK総合
8/5(日)午後4:00〜5:29です。お見逃し無く!

2007年7月2日
■新刊のご案内
生きものアート・シリーズの第3弾となります「鍬形」と「兜虫」がジュリアンから発売されました。私は生まれも育ちも東京なのですが、子どもの頃は近所の小金井公園などに夜な夜なクワガタやカブトムシを夢中になって捕えに行っていました。そんな子どもの頃の記憶は、今も鮮明に蘇ってきます。
「鍬形」は、とにかく格好のよい大アゴを中心に、グラフィカルに構成しています。
体色は黒色が多いのですが、まるで刀やノコギリの歯のような美しいデザインにきっと驚くはず!「兜虫」は、これまた究極の武具のごとく洗礼された角のデザインにフォーカシングして構成しています。シリーズはこれで6冊目となりました。是非、お手にとってご覧下さい。
2007年6月9日
先日放送されましたNHK・BSの衛星ハイビジョン番組「アユ踊る清流の四季 〜和歌山・古座川〜」は大変好評でした。内容が評価されれば総合チャンネルでも放送する可能性があるそうです。私の回りでは衛星放送が見れない、という方が非常に多く、まだまだ普及率の低さを感じましたが・・・。
番組は、しっかりとした内容に藤村俊二さんのナレーションが絶妙にマッチ! 14日の再放送もありますので、多くの方に見ていただきたい番組です。
2007年6月4日
掲載のご案内 

ナショナルジオグラフィック日本版の最新号(6月号)の「PHOTO JOURNAL | 写真は語る」にて5ページに渡り、私の作品の特集が組まれています。このコーナーは、海外の写真家と日本の写真家とを交互に取り上げる企画とのことで、日本人の一人目となります。「田んぼや川が宿す珠玉の自然」というタイトルで、日本の淡水環境を見直して欲しい、というメッセージを込めました。オオサンショウウオの見開き写真は迫力があると思います。是非、ご覧下さい。

2007年5月28日
新刊のご案内 

ヤマケイ情報箱「今、絶滅の恐れがある水辺の生き物たちータガメ・ゲンゴロウ・マルタニシ・トノサマガエル・ニホンイシガメ・メダカ」(山と渓谷社)

近年、我々の最も身近にいた生き物までもが姿を消しはじめている、と誰もが感じているに違いありません。とくに身近という面では、田んぼをはじめ水辺という環境に生きるメダカやゲンゴロウなどといった、誰もが名前を知っている生き物さえ、見る機会すら減っているのが現状です。
この本では、そんな身近に見られた生き物のなかで、魚類ではメダカ、両生類ではトノサマガエル、水生昆虫類ではタガメとゲンゴロウ、貝類ではマルタニシ、爬虫類ではニホンイシガメを選び、その生態と保全についてまとめたものです。これら6種の生き物を知ることで日本の水辺環境で起こっていることは代弁できるのではないか、と思ったからです。
各生き物については、もっとも現場に近いところで研究をされている方々が執筆されました。日本の水辺では何が起きていて、どうすれば復活することが可能となるのか、生き物の視点でまとめた1冊となります。

序章 鷲谷いづみ
タガメ・ゲンゴロウ 市川憲平
マルタニシ 増田 修
トノサマガエル 篠原 望
ニホンイシガメ 矢部 隆
メダカ 佐原雄二

コラム 福山欣司・古屋康則

版型は、「田んぼの生き物図鑑」と同じです
定価:2400円+税

2007年5月10日
昨年の春に、普段から親しくさせていただいている大阪教育大学の長田芳和先生よりタナゴ(コイ科タナゴ属)の仲間の分類を整理するので、その撮影を手伝ってもらえないだろうかと連絡をいただきました。
タナゴの仲間は繁殖期になるとオスには美しい婚姻色が発現するのですが、性的な興奮の度合いや周りの環境などによって色はすぐに褪せてしまいます。
自然界で見るのと水槽へ移して見るのとは大きく異なるため、撮影を行うに際し色の再現の難しい魚です。よって、撮影の前に水槽内飼育で個体を仕上げる技術が必要となります。
昨年の春は、日本各地から送られてきた魚でスタジオの水槽は溢れかえり、生態、標本、人工受精による卵の撮影を行ってきました。
それらの写真も多数掲載された学術論文が、先日、国立科学博物館の Bulletine of the National Museum of Nature and Science, Series A(Zoology), Supplement 1 にて掲載されました。論文名は、Four New Subspecies of Acheilognathus Bitterlings (Cyprinidae: Acheilognathinae)from Japan で、新井良一、藤川博史、長田芳和先生方がまとめられました。
内容は、かつて学名が定まっていなかったアカヒレタビラ、セボシタビラなどのタビラ類の分類学的な整理と、新たに3亜種に分けられたアカヒレタビラの新種論文となります。東北地方の日本海側(秋田〜新潟あたり)に分布するものをキタノアカヒレタビラ(A.tabira tohokuensis)とし、同じく日本 海側の富山〜島根あたりに分布するものをミナミアカヒレタビラ(A.tabira jordani)、太平洋側の宮城〜関東あたりのものをアカヒレタビラ(A.tabira erythropterus)とするものです。
尚、九州に分布するセボシタビラにはA.tabira nakamurae という学名が付きました(シロヒレタビラは、従来のままA.tabira tabira です)。それぞれに幼魚の背鰭の黒色斑の有無や卵の形態にも違いが見られるようです。  
これらの情報も踏まえ、次なる淡水魚の図鑑にはローカリティー別の写真もきっちりとお見せできると思います(いつになるのか・・・)。
2007年5月8日
昨年、ほぼ1年を掛けて取材したNHKの番組の放送日が決定しましたのでお知らせします。
昨年の春、海から遡上する若アユから開始した撮影は、今年の1月に海で暮らすアユの仔魚をとらえるまで続きました。 粘り強く、時間を掛けて撮影した映像は必見です!90分もの放送時間ですが、一気に見入ってしまう内容だと思います。
今、思っても本当によく川に潜った1年でした。是非、ご覧下さい!!

放送日は、6月7日(木)
BShi 20:00〜21:29
ハイビジョン特集「アユ踊る清流の四季〜和歌山・古座川〜」
(再放送 6/14(木) BShi 14:00〜15:29 )

また、「ダーウィンが来た!生きもの新伝説」のロケも新たに始まりました。内容については、取材が終わりましたら何れまた・・・。
19日には、近畿大学にて里山連続講演会(午後1:30〜3:00)があり、「美しい日本の水環境と生き物たちーファインダーから見た原風景」という演題でお話をする予定になっています。
2007年4月12日
東京、秋葉原にある大型書店、有隣堂ヨドバシAKIBA店様にて、「マジカルカメラフェアIN AKIBA」というフェアが開催されています。そこでは、このたび出版しました
「生きものアート・シリーズ」をメーンに、かなりの棚スペースで展開されています。生きものアートの美しい表紙が目を引いています!。開催期間は4月7日〜5月6日ですので、機会がありましたら是非、有隣堂ヨドバシAKIBA店へ足を運んでみてください。他にも私の本がズラリと並んでおります。よろしければ、フェア期間中にお買い上げいただけると嬉しいですね。よろしくお願い致します!


有隣堂ヨドバシAKIBA店 住所:東京都千代田区神田花岡町1-1ヨドバシAKIBA7F
営業時間:9:30〜22:00(4月15日のみ〜21:00)
http://www.yurindo.co.jp/shop/y_akiba.html
2007年4月2日
3月25日に行われたフォトイメージングエキスポ(PIE)、ノーリツ鋼機さんのブースでのトークショーでは、大勢の方に来ていただき、ありがとうございました。 また、ブースでは作品を展示し、多くの方に見ていただきました。
展示したプリント作品の色の再現性は素晴らしく、ノーリツ鋼機さんの技術の高さに関心しました。僕の撮っている「水」の写真などは水色の階調が難しく、オペレーターの方とのコミュニケーションが欠かせません。撮った本人が納得できなければ作品とはなりませんから、プリントはそれなりに大変なんです。
写真は撮るだけでなく、是非、部屋などに飾って欲しいと思います。それには、やはりオリジナルプリントでしょう。
さて、今月は一気に暖かくなりそうなので春産卵の魚の撮影が前倒しとなりそうです。四国へのロケハンもあるので、バタバタと慌しくなりそうですね。
2007年3月7日
PIE(フォトイメージングエキスポ 2007)開催まで、あと僅かとなってきました。
ノーリツ鋼機株式会社のブースでのフォトグラファー・トークライブの日程と時間をお知らせします。私は3月25日(日)の11:00〜12:00に行います。水や生きものなどのスライドをお見せしながら、楽しい時間を過ごせればいいな、と思っています。
是非、東京ビッグサイトに足を運んで下さい!詳しくは以下にアクセスして下さい。
ノーリツ鋼機オフィシャルサイト
ノーリツ鋼機オフィシャルサイト
2007年3月6日
先日、和歌山県いなみ町真妻に、ワサビの花の撮影に行ってきました。
今や全国各地でみられるワサビ栽培ですが、その元祖が実は和歌山県であったことは私も知りませんでした。ワサビの品種は星の数ほどあるそうですが、その大元となっているのが“真妻”という品種で、茎がほんのりと赤く、粘り気があるのが特徴だそうです。
白いご飯におかかをまぶし、その上にすったワサビを乗せて醤油をたらして食べる“わさび飯”の味は格別!涙を流しながら食べました。 ワサビ栽培農家の平井満さんには大変お世話になりました。
(RICOH GR DIGITAL 28mm プログラムAE ISO100 JPEG 和歌山県いなみ町真妻にて)
2007年2月26日
■新刊のご案内
このたび、平凡社より「水の名前」という本を発刊しました。私が近年、特に力を入れてきた淡水の水環境、水の景色を、四季をあらわす水の言葉とコラボレートした構成としました。HPのギャラリーにある半水面の桜や、川の水中景色など印刷物としては未発表の作品ばかりです。日本の水環境がいかに美しく、飲み水となる淡水がいかに貴重であるかを再認識していただけたら幸いです。今まで生き物の本をメーンに制作してきましたが、こうした構成の本は初めてとなります。デザイン装丁は工藤強勝氏にお願いしました。上品で美しい内容に仕上がっていると思います。是非、よろしくお願いいたします!
2007年2月26日
■新刊のご案内
生きものアート・シリーズの第2弾「亀」と「淡水類」が発売されました。「亀」は、童話“浦島太郎”や唱歌“兎と亀”などに登場し、おめでたい生きものや長寿のシンボルとしてお馴染みの存在。世界には美しい甲羅を持つ種類も多く、その表情も意外と豊かです。また、「淡水類」は、日本の身近な水環境に暮らす生きものをクローズアップでとらえたものです。名前を聞けば知っている生きものも、たくさん登場していると思います。シリーズはこれで4冊となりました。
2007年2月26日
来る3月22〜25日に東京ビッグサイトで写真・映像産業におけるアジア最大のイベント「フォト イメージング エキスポ 2007 (Photo Imaging Expo 2007)」(略称:PIE2007)が行われます。出展企業のノーリツ鋼機株式会社では、「もういちど、写真へ。」をコンセプトに展開するなかで、4名の写真家によるブース内作品展示と、フォトグラファー・トークセッションを行います。私は25日(日)で、作品をお見せしながら1時間ほどのトークを予定しています。詳しいタイムスケジュールなどが決まりましたらご報告いたしますが、この機会に是非、ビッグサイトに足を運んで遊んでいって下さい!
2007年2月15日
テレビ朝日系列「報道ステーション」、シリーズ淡水を歩く、の冬編ロケから10日間振りに戻りました。
今回の舞台は厳寒の北海道東部です。昨日は何とマイナス23℃という中での撮影でした。
雪の舞い散る中で、毎日、川や池に潜っての撮影は過酷を極めましたが・・・。
しかし、こうした気温だからこそ、見ることが出来る水辺の素晴らしい景色もあるのです!
映像は古島茂氏によるハイビジョン撮影。必見です!ナビゲーターはお馴染みの松岡修造氏。
放送は今月26日(月)で、スタートは10時の後半あたりからと思われます。是非、ご覧下さい!(尚、報道番組につき、大きな事件等がありましたら変更する可能性もあります)
2007年2月1日
今年は暖冬とはいうものの、地元南紀では桜、梅が咲き出して妙な季節です。
今月は新刊本があるのですが、近年製作した我が子のような本たちが随分頑張ってくれているようなのでご報告致します。
「田んぼの生き物図鑑」(山と渓谷社)が1年半で3刷に入り、「ヤマポケ淡水魚」は6刷、「日本の両生爬虫類」(平凡社)が5刷に入りました。出版不景気といわれる中、手前味噌ですが善戦していると感じています。 また、私の本を多くの方が読んで下さっていること、嬉しく思います。
これからも、お手元に置いて可愛がって頂ける本を作っていきたいと思っています。
2007年1月1日
あけましておめでとうございます。本年も、よろしくお願い致します。
今月は8日の午後2時15分より、NHK「かんさい特集 アユー古座川の1年」の再放送があります。関西ローカルですが、本放送後は多くの方から連絡をいただきました。ありがとうございました。大変好評で、急遽再放送となったようです。
1月はハイビジョンスペシャルの撮影で、10日間ほど冷たい川や海に潜る予定でいます。
その合間を縫うように、2月下旬に写真集などを発刊するので、その大詰めのチェックがあります!
昨年はテレビの仕事でかなりの時間を費やしたので、本の出版点数が少なく、挽回の意味もあります。何と7月までに6冊!を発刊する予定です。できるのかなぁ?
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2006年12月13日
ロケやら諸々の用事でバタバタし、更新が遅れました。
さて、春先から続けてきたNHKハイビジョンスペシャルの撮影ですが、その素材を使っての番組が関西のみで放送されることになりました。今月22日(金)がOAとなります。かんさい特集「アユ〜古座川の四季に抱かれて」という43分の番組です。ナレーションは和歌山県上富田出身の坂本冬美さんです。アユ目線で捉えた美しい水中映像は、この一連の番組の大きな目玉となっています。関西以外では、来年に本番(?)ともいうべき90分のスペシャルがありますので、今しばらくお待ちください。
また、元旦の朝日新聞(別吊)にて、和歌山県の広報事業広告として作品などが掲載されます。こちらもご覧いただければ、と思います。
2006年11月27日
■新刊のご案内
このたび、(株)ジュリアン http://www.julian-pb.com/ より「いきものアート」シリーズを立ち上げました。様々ないきものの“色”や“形”にこだわり、グラフィカルな構成でまとめた写真集です。その第一弾として「蛙」「蜥蜴」の2冊を同時リリースいたしました。お手頃な価格(定価1200円)と小ささゆえ、クリスマスなどのプレゼントにも最適だと思います。
「蛙」は、過去にも同テーマで発刊していますが、よりダイナミックに構成しました。デザイナーは福住修氏です。この本では、蛙の「眼」を意識しています。
「蜥蜴」は、おそらく蜥蜴だけを扱った写真集としては日本で初めてのものだと思います。その姿、形はもちろんですが、蜥蜴のもつ「表情」に、主にフォーカシングしました。
どちらにも特典としてポストカードが付いています。
今後も、様々ないきもののもつ“美しさ”や“可愛さ”をとらえた作品を展開していきたいと思っています。第二弾は2月頃の予定です。乞う、ご期待!
2006年11月24日
テレビ朝日系列「報道ステーション」、シリーズ淡水を歩く、の秋編の放映が12月4日(月)に決まりました。今回は地元南紀の古座川です。アユ、ウナギ、モクズガニなど秋の訪れとともに川を下る生き物たちを取材しました。
ナビゲーターはお馴染みの松岡修造氏。何だか二人して遊んでいるようにしか見えないかもしれませんが、し、仕事ということで・・・・是非ご覧下さい!
尚、報道番組につき、大きな事件等がありましたら変更する可能性もあります。
2006年11月1日
秋、とはいっても何だか暖かな日が続きます。先月末の古座川の水温は19.5℃もあり、アユの産卵がなかなか始まりませんでした。アユの産卵の時期は年々遅くなるようです。やはり温暖化の影響なのでしょうか。
先月はロケに明け暮れました。気がつけば半月以上がロケとロケハン!月末は「報道ステーション」のロケがありました。オンエアーは月末ですが、決定しましたらお知らせいたします。

今月は新刊の本(小さな写真集)が2冊同時に発売となります。タイトルは「蛙」と「蜥蜴」。“生きものアート”というシリーズとなります。
19日にはNHK「ダーウィンが来た!」でアユモドキが放送の予定だそうです。番組の制作には携わっていませんが、アユなどの写真を提供させていただきました。天然記念物・アユモドキの生態を追ったものは、おそらく初めてと思われるので、「ウナギ」同様、永久保存版です!
2006年10月25日
キンダーブック しぜん12 「カメレオン」 フレーベル館

パンサーカメレオンの写真絵本。P28オールカラーで、ほとんどを撮り下ろした新作で構成した。目の動きや長い舌で餌を捕らえる瞬間など、カメレオンの魅力が満載。モデルとなった「パー君」は“サンバーバ”というマダガスカルの産地の繁殖個体。個体提供はJUNGLE EYES の鍛冶さん。現在は譲り受けて自宅にて飼育中。子供たちにカメレオンの可愛さ、不思議さが伝われば嬉しい。

一般の方の購入方法ですが、本社直営店にお越しいただくか、お電話もしくはネットでご注文を承っております。

フレーベル館えほんとおもちゃのお店
〒113-8611東京都文京区本駒込6丁目14番9号B1F
営業時間:10:30〜18:00
定休日:火曜

お電話はこちら
03-5395-6616

ネットはこちら
http://www.rakuten.ne.jp/gold/anone/hoikuehon/
2006年10月17日
放映日決定
NHK「ダーウィンが来た!生きもの新伝説」のウナギの放送日が最終的に決まりました。10月22日(日)19:30〜20:00となります(大きな事件などが起こらなければ、ですが)。是非、ご覧下さい!

10月22日(日)19:30〜20:00 総合テレビ
ダーウィンが来た!生きもの新伝説
「ウナギが歩いた!」

再放送 10月27日(金) 深夜1:55〜 2:25 総合 ※木曜の夜更け
10月30日(月) 深夜3:25〜 3:55 BS2 ※日曜の夜更け
2006年10月11日
NHK 「ダーウィンが来た!-追跡!ウナギ謎の大回遊-」の放送が、15日から29日に変わりそうです。大きな事件などがなければ29日(日)19:30よりスタートです。
また、テレビ東京系列の「ibuki」は一人の写真家を取り上げる5分間の新番組です。私は4回目で、オンエアーは地域によって異なるようです。代表的な系列と放送日・時間は以下になります。

テレビ東京    10月21日(土)17:15
テレビ北海道   10月22日(日)17:15
テレビ愛知    10月28日(土)17:15
テレビ大阪    10月28日(土)17:15
福岡放送     10月28日(土)11:40
2006年10月1日
先月はNHKハイビジョンスペシャルと、同じく「ダーウィンが来た!生きもの新伝説」のロケに加えてテレビ東京の新番組「ibuki」の取材もあり、慌しい1ヶ月でした。
「ダーウィンが来た!」は「追跡!ウナギ謎の大回遊」として、今月15日(日)に放送予定だそうです。川でのウナギの撮影など、古座川にて取材したものも含まれています。ウナギの生態に関しての映像はスチールも含めて大変少なく、この番組では驚くようなシーンもあるので、是非見て下さいね!
南紀の川の水温もガクンと下がり、上流域での潜水はウェットスーツではさすがに辛いものがありました。20代は冬の川でもウェットで潜っていたのですが、もうそんな根性はありません(笑)。来週からのロケは迷わずドライスーツで望もうと思っています!
2006年9月1日
先日、何気なく立ち寄った中辺路町の田んぼで、ホシクサの群落を見つけました。転々と咲く頭花を夜空の星に見立てたもので、稲の根元に無数にありました。そんなホシクサも最近はめったに見ることもなく、嬉しくて夢中で撮影しました(どんな草なのかは、「田んぼの生き物図鑑」のP274を見て頂ければ幸いです)。
今月は4日に写真展が終了します。足を運んでくださった方、ありがとうございました。写真美術館の方々も、ご苦労様でした!
16日には、映画「パビリオン山椒魚」がついに封切られます。脚本・監督 富永昌敬、主演 オダギリ ジョー、香椎由宇 、配給 東京テアトル・スタイルジャム。伝説の動物国宝、オオサンショウウオのキンジローをめぐるデタラメに愛しい物語。。。映画中のオオサンショウウオがらみのコメントと、劇場用パンフレットへの写真掲載を行いました。是非、見てくださいね!何せ、オオサンショウウオが取り上げられる機会は本当に少ないので。。。

■パビリオン山椒魚
2006年8月11日
8月6日、岡田紅陽写真美術館2Fにおいて特別展の講演を行いました。
当日は沢山の方からのお花をいただき、誠にありがとうございました。また、地元の方はもちろんのこと、遠方より多くの方が足を運んで下さりました。重ねて御礼申し上げます。
開催期間は9月4日までとなっております。期間中、館内では写真集ほか書籍の販売も行っております。また、会場ではノートを置いておりますので、ご感想などを自由にお書きいただければ幸いです。
一人でも多くの方が見に来られれば嬉しいですね。よろしくお願いいたします。
2006年8月1日
今月1日から9月4日まで、山梨県忍野の岡田紅陽写真美術館にて夏の特別展「淡水ものがたり」が開催されます。6日には記念講演が美術館の2Fで行われます。避暑も兼ねて、忍野八海の透明度の高い、気持ちのいい水に触れに来られませんか。東京からですと新宿から高速バスで1時間半ほどです。写真展の開催期間は約1ヶ月ですが、一体どれだけの方が足を運んで下さるのか少し心配です。お時間がありましたら是非、よろしくお願い致します!

先月は中旬からの大雨で、川が濁って散々でした。NHKの水中ロケも途中で中止となりました。一旦大きな水が出ると、透明度が戻るには何日も掛かります。気のせいか、その日数は年々増しているように思えます。梅雨の明けた上旬は同じくNHKの新番組「ダーウィンが来た」のロケがあります。もう、雨が降らないことを願うばかり。。。オンエアーの日程などが決まりましたら、またここでお知らせしたいと思います。

■写真展の詳細はこちら
■パンフレットのダウンロードはこちら[pdf形式(24.9MB)]
2006年7月10日
6月下旬から10日間あまり西表島に入っていました。西表島の田んぼでは、すでに米の収穫が終わりそうでした。同じ日本でも随分と違うものですね。
この度の西表島ロケの様子は、13日(木)テレビ朝日系列「報道ステーション」の「日本の淡水を歩く」のコーナーにてオンエアーされます。
沖縄一大きな浦内川をメインに、サガリバナやマングローブの水中撮影が見物です。
ナビゲーターは松岡修造氏。放送時間は10分ですが、総勢10名あまりが1週間も掛けて取材しています。是非ご覧下さい!
いよいよ来月は、山梨県忍野の岡田紅陽写真美術館にて行われる写真展「淡水ものがたり」が始まります。企業や出版社など多くの後援を頂きました。また、坂崎幸之助さんにはJFNのラジオ番組「坂崎さんの番組」という番組にも後援を頂きました。
本当にありがとうございました。ポスターやチラシも刷り上がり、そろそろ佳境に入ってきた感じです。

■写真展の詳細はこちら
■パンフレットのダウンロードはこちら[pdf形式(24.9MB)]
2006年6月1日
先月は例年にないほど雨が多く、おかげで水辺のコンディションは良くありませんでした。上旬はNHKの取材があるのですが、透明度が気になるところ。大雨が降ると、水中撮影が可能となるまでに下手すれば1週間以上掛かることもあります。濁った川を眺めながら途方に暮れたことは少なくありません。雨でフィールドに出られない日は、フィルム整理やスタジオでの水槽撮影に切り替えます。今年の梅雨が早く終わってくれることを祈っています。

今月は写真展の準備と、「報道ステーション」の夏編に向けての準備があり、何か とバタバタしそうです。
2006年5月10日
4月初旬に、本ホームページを運営していた会社が諸事情により会社を解散した ため、ホームページがストップしておりました。沢山の方からお問い合わせを頂き、ご心配をお掛けしました。現在は同じホームページのままで、新たな運営サイト会社のもとで更新できるようになりました。今後とも、よろしくお願いいたします。

今月は、8月1〜31日に山梨県忍野にある岡田紅陽写真美術館で開催される夏の特別展「内山りゅう写真展(仮)」に出展する作品の撮影のために忍野八海に潜ります。富士山の伏流水で、透明度の非常に高い池があります。ようやく潜水の許可が下り、 潜るのが楽しみです。
 先月は17日に「報道ステーション」にて松岡修造氏と新コーナー「日本の淡水を歩く」が無事オンエアーされました。ホームページが止まっていたので告知ができませんでした(悲)。次回の放送は7月中〜下旬の予定となっており、夏、秋、冬と異なった淡水環境を紹介できると思います。是非、お楽しみに!
2006年3月29日
3月11日、無事「第4回水中映像祭」が終わりました。コニカミノルタプラザでの写真展の方は、トータルで1万2千名の入場者があったようです。
品川エプソンで行われたスライド&ムービー部門も、トータルで1300名もの方がお見えになったと聞いています。14名の作品を一挙に発表したので、2時間半を越える長丁場でしたが、なかなか刺激的な時間を過ごすことができました。
前回も含め私の作品の音楽を作曲してくれた東京工芸大学の牧周作氏と編集の平山温氏に改めてお礼を言いたいと思います。ありがとうございました
2006年3月1日
暖かい南紀は2月中旬あたりから本格的に杉の花粉が飛びはじめ、晴れた日は最悪!! 苦しんでおります。和歌山県は森林面積の占める割り合いが大きく、その大半が杉。引っ越して凹んだのは、唯一、花粉の多さでしょうか。
さて、今月は11日(土)に、東京品川のエプソン・アクアミュージアムにて水中映像祭が開催されます。私もスライドショーで参加しますので、是非見に来て下さい。テーマは「アユの四季」です。
春の足音が聞こえてくるようになり、そろそろ撮影など一気に慌ただしくなってきました。中旬からはNHKハイビジョン・スペシャルの撮影がスタートし、下旬からは報道ステーションの撮影・収録が始まります。今年は、この大きな2つの番組が1年を掛けるかたちで同時進行する予定です。
今月の1カット
解放水面に広がる真っ赤な浮き草。一瞬、美しいと思ってしまいそうだが、待てよ。これは、外来植物のアメリカオオアカウキクサ(広義でアゾラと呼ばれる)だ。在来種のアカウキクサやオオアカウキクサよりも色が濃く、繁殖スピードが非常に早い。窒素肥料として緑肥に用いられたり、アイガモ農法の普及で持ち込まれたと思われる。
あっという間に水面を覆いつくし、厚い絨毯を敷き詰めたようになる。光は水面で遮光されるために他の水草などへの影響が心配だ。数年前から南紀でも各地で見られるようになった。「水面に漂う赤いエイリアン」このまま放っておいて、いかがなものか。
(RICOH GR DIGITAL  28mm プログラムAE ISO100 JPEG 和歌山県上富田町にて)
2006年2月1日
普段から親しくさせていただいている坂崎幸之助氏のお口添えで潟潟Rー様より、 GR DIGITAL を一式ご提供頂きました。ありがとうございました。このカメラ、 坂崎氏を始め錚々たる方々が使用し、カメラのHPで作品を紹介しています。デジカメを使っていない私も、この機会に撮影してみようと思っています。本当は、今月から撮影した1カットを掲載しようと思っていたのですが、まだ使い勝手が下手で。次からにします!
今月は、新宿にあるコニカミノルタ・プラザにおいて2月24日(金)〜3月6 日(月)まで、水中映像祭のスチール部門の作品発表が行われます。私もそれに出展していて、北海道で撮影したカラフトマスの群れの写真が展示されると 思います。東口降りて1分ですので、お買い物のついでに立ち寄って頂けたら、と思います。開催時間は10:30〜19:00(最終日15:00迄)です。詳しくは水中映像祭のHPをご覧下さい。
2006年1月1日
あけましておめでとうございます!
昨年は仕事の幅がグンと広がり、充実した1年でした。気持ち的にはやっと厄年が終わったというのが実感です。あまり厄とかは信じていなかったのですが、色々な面で男の42才あたりの年令は、これも色々あるようです。
さて、今年の年間スケジュールもかなりハードになりそうです。テレビ番組あり、写真展あり、写真集ありと昨年に続きバタバタとなりそうです。HPのニュースの更新も頑張っていきたいと思います。本年もよろしくお願い致します。
2005年12月19日
オープンいたしました。
〈ご挨拶〉頂いた名刺にメールアドレスやHPアドレスが記入されていることが、当たり前のようになっている今日、ようやく私もHPをオープンすることができました。東京から和歌山に引っ越して7年を 迎えますが、今でも携帯電話を持たず、時代と逆行していると言われることもあります。けれど、あえて溢れる情報を遮断することにより、本質的なものが見えてくることもあります。HPでは、頻繁にチェックを行える自信はありませんが、できる限りニュースなどは更新していきたいと思っています。
今後ともよろしくお願い致します。
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